第8話 真夜中の恐怖

喉が渇いて目が覚める。

水でも飲もうとリビングに行き電気を着ける。

猫達がいる。

壁をジッと見つめている。

おそるおそる猫の視線を辿る。

どうやらカレンダーを見ているようだ…。

私も同じようにカレンダーをジッと見つめる。

微かに動いた…?

と、いう事はだ。

あれやんな?いわゆる…イニシャル‘G‘

アレはあかん。どうすることもできん。明日の朝お猫様達がアレを仕留めてくれることを祈りつつ息を殺して部屋に戻った。(のどの渇きなんか知ったこっちゃねえ!)


いや、もうほんまアレより心霊現象の方が断然マシやて。アレはほんまに無理!


翌朝きっちり仕留められたアレの残骸とご対面したことをここに記す。

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