第4話パパと寝る息子

息子が小学生の時。

夜、息子と同じ布団で寝た。


気持ち良く寝ていると、息子に叩き起こされた。


「パパ、イビキうるさい!静かに寝てよ!」

「おう、すまんすまん」

と、回復姿勢を取り、再び寝た。


また、起こされた。

「パパ、お口くさい!こっち見て、息しないで!」

「……分かった」

僕は、回復姿勢で息子と反対側に向いて寝た。

翌朝。

「パパ最悪。イビキはうるさい、息はくさい、オマケに寝屁こいて!」


「お前も、こんな大人になるんだよ!」

「なるわけねぇじゃん、パパ」


あぁ〜、かわいらしい時期は過ぎて、来年の1月、高校受験か〜。


ダメだコリャ。

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