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  • う〜ん…
    自分が増えたらワクワクする私ははちょっと変なのか(笑)
    主人公の見ちゃったもんはしようがないし、本人は別れちゃったものはしようがないとは言えないですよね。
    不倫なんて究極の青い鳥症候群なんじゃないかと思ってしまいました。
    おもしろかったです。

    作者からの返信

    henoponさん、最後まで読んでくださってありがとうございます。

    ワクワクするのは全然おかしくないです!
    そういうルートもあったと思いますし。
    ただ、僕の作風に的にこうなっちゃったみたいな話なのかも知れません。笑

    仕様がないですべてが丸く収まるのが一番良いんですけど、人間はそうはなかなかできないんですよね。
    おもしろかったと言ってもらえて、嬉しいです。
    ありがとうござます!

  • おとしろい。2人に増えるとこんなことになるかもしれないと思うだけでワクワクする。

    作者からの返信

    henoponさん、コメントありがとうございます。

    ワクワクできる出だしになっていて良かったです。
    最後まで楽しんでいただけたら幸いです(o_ _)o


  • 編集済

    こんにちは。

    えー! なんで二人の紗希を失っちゃったんですか⁉
    亡くなった方の紗希はおそらく自分がもう一人の紗希へ注がれるべきだった愛情をこちらが盗んでいる罪悪感だったりいたたまれなさに耐え切れずに去ってしまうし、もう一人の紗希も嫉妬(おそらく違うが言葉で表せられない)? に耐え切れずに去って行くし。

    >私が何人になったって、眼の前にいる私を見てよ。私のことだけを考えてよ。聖、私はね。私が何人増えても、この、今の私を愛してほしいの。それはダメなこと?

    これがすべてなんですよね。

    聖は増えた紗希を、増えただけの別人と認識できなかった。
    増えた方を特別視して、元の紗希を愛するっていう基本的なことが出来なくなったと捉えました。
    ここで、結婚に至るまでには元の紗希を選ばなきゃいけないんでしょうけど、僕は素直に「面倒くさい」と思ってしまいそうです。笑
    当人の紗希としては自分が増えたといっても感覚は別な他人なわけですから浮気っちゃあ浮気だろうというのはまったくもってその通りなのですが。

    聖さんロマンチストですね。

    作者からの返信

    鷹仁さん、こんにちは。

    すっごく嬉しい感想をありがとうございます!
    素のお言葉がいただけた感じがして、感無量です。
    僕自身そうなんです、おっしゃる通りなんです、と読みながら頷きました。笑

    聖からすると、増えた方が特別に見えちゃうんですよね。ロマンチストというのは本当にその通りです。
    紗希もまたロマンチック主義というか、私を見て!な人なので、そもそも二人は噛み合っていなかった説まで考えられそうです。笑

    カップルのどちらかは現実を担当しないと、どこかで破綻が出て来ちゃう。そういう話なのかも知れません。

    編集済
  • まさにSFでした。
    少し不思議。いや、私の中では少しではなかったけれど…。
    青い鳥症候群。ドッペルゲンガー。テーマが複雑に美しく絡まった
    郷倉さまワールドでした。余韻が残る、そして記憶に残ります。

    作者からの返信

    星都ハナスさん、コメントありがとうございます!

    余韻と記憶が残る話になっていて良かったです。
    昔から読んでくださっている星都ハナスさんに、そう言っていただけるなら、今作は成功だったんだろうなと思い安心しました。
    いつも本当にありがとうございます。

  • 謎解きパートを読んで、紗希は自分の中にある死の願望(タナトス?)を、増えるという形で解消しているのかなぁと感じました。
    残されたほうの紗希が愛に飢えている感じなのも、生(リビドー?)を感じさせてゾクゾクします。

    誰の前からもいなくなりたいという欲望と、誰かに正しく受け入れてもらいたいという欲望は、相反するようでいて、同じ欲望の写し鏡なんだろうなと思います。そして読者である自分の中にもそういう欲望が確かに存在することを気づかせてくれた気がします。

    決して現実世界では触れられない欲望のカタチに触れられるのは、読書の醍醐味ですね。

    やるせない読後感も自分好みでした。一人の人間と向き合うことは、大きな川の流れの前に立ち尽くすことと似ていますね。

    岩田屋シリーズ読者へのサプライズ(?)的な人物の登場もあって、嬉しかったです。

    とりとめのない感想になってしまいましたが、素敵な作品をありがとうございました!

    作者からの返信

    たぬき85さん、コメントありがとうございます!
    紗希自身が分裂(増える?)ことに関して考えない、というスタンスを持っている、という書き方をしましたが。
    その理由が死の願望であれば、そりゃあ考えたくないですね。

    僕は紗希をブラックボックスとして捉えてましたが、たぬき85さんの解釈の方がしっくりきます。
    確かに実家へ帰った紗希の方が前向きでしたし。

    いなくなりたい欲望と受け入れてもらいたい欲望は確かに写し鏡ですね。それを切り離すことが健全な結論へ向かわせるわけでもないって話は僕が常に書きたいテーマの一つかも知れません。

    一人の人間と向き合うことの感覚。よく分かります。
    川なんですよね。海じゃなくて。

    岩田屋シリーズのサプライズとして弱めですが、言っていただいて嬉しいです。
    色んな角度からのご感想、ありがとうございました!

  • とってもドキドキする始まり方で惹き込まれました…!!
    これからどうなるのか楽しみです!

    作者からの返信

    Aoiotoさん、コメントありがとうございます!
    また、最後まで読んでいただけたようで、感謝しかありません。

    惹き込まれる内容が書けて良かったです。
    ありがとうございます。

  • 増えた「もう一人」との向き合い方が、元々あったはずの関係性を変えていく……人は誰しも、それぞれの思いを抱えていて、誰かに影響を与えずにはいられないということに、改めて向き合わせてくれたようなお話でした。
    三人のラストがこうなってしまったことに、悲しさを覚えつつも、彼女の背景を知ったことで、こうなる運命だったような気持ちにもなり、しんみりとした余韻に浸っています。とても面白かったです!

    作者からの返信

    一初ゆずこさん、コメントありがとうございます!

    おっしゃる通りです。一初ゆずこさんの読解能力の高さに脱帽です。
    僕はコメントして下さったことを書きたかったんです。笑

    もし、長編小説にするなら運命に抗う話が書けるかも知れません。けど、これが精一杯でした。

    余韻も込みで楽しんでいただけて感無量です。
    読んでくださり、ありがとうございました!

  • 拝読しました。「彼女が二人に増える」という設定がユニークで、引き込まれました! 「自分が一人増えるって恐いんだよ」の台詞も、深いですね。自分の身に置き換えてみると、確かにそうかも、と思いました。続きを楽しみにお待ちしております。

    作者からの返信

    一初ゆずこさん、ありがとうございます。
    読んでいただけて大変光栄です。

    引き込める導入になっていたようで嬉しいです。
    増えるって、考えていくと怖いことのように感じるんですよね。それも自分自身だと、とくに。

    あと2話お付き合いいただけたら幸いです(o_ _)o