第2話 科学者の声
翔太は、科学者の声を聞いて急いで宇宙マスクを取り出した。それは、博士も知らなかった姿勢だった。
「えい!」
空気イスのような姿勢のまま、時は来て、翔太は空中に投げ飛ばされた。
「ここは……?」
目を開けた時、宇宙に漂っていた。翔太は泳ぐように体を動かしながら、自分がどこにいるのかを確かめようとした。
「地球まで何光年あるの……」
かすかに、青く小さな星が見えた。翔太は走るような体勢をとった。しかし宇宙世界で転んだ。頭に血がのぼる。痛い、もう戻れない。翔太は力を抜いた。ベッドから転がり落ちるように、翔太の体はどこかの星へ転げ落ちた。
そこは――黄色くて美しい星だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます