第3話

菜奈は沢山のハガキを読んでいた。

ラジオで読むハガキを探しているのだ。

どの文面にも恋が溢れている。

そんなに恋って何処にでも落ちているもの?

雪のように降って来るもの?

私には……まだ分からないけど

でも、この想いは伝わって来る。

切なくて苦しくて涙が出て来る。

それが恋。

ゴメンね。

今の私にはまだその気持ちは分からないけど、応援するよ。

頑張れってエールを送るよ。

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