第3話 クエストで金は稼げない

ギルド登録

それは冒険者への第一歩となる。

冒険者とは?

想像通りなんでも屋だ。

「ということで!銀貨1枚で冒険者登録していきます!」

受付は…お姉さんではなくおじさん

だ。それもオーク…二足歩行で人語を喋る豚だ。

「何の用だい?」

受付のおじさんオークが俺に問う。

「冒険者登録をお願いします」

「はいよ、この紙に必要事項を書いてくれ」


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種族

性別

名前

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羽ペンを持ち、必要事項を書いていく。


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種族 エルフ

性別 男

名前 Crazy hit man

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「書けましたよ」

「ああ、はいこれ」

そう言われ銅板を渡される。

「今日からあんたは最下位のブロンズランク、これが町の通行証になる」

「わっかりました!」

「それから受けていいクエストはブロンズランクのものか、一つ上のランクシルバーランクのみだ。これを守れないならギルドランクを剥奪するいいな!」

「はい!」


※※町の外草原にて※※


「ブロンズランクのクエスト『薬草ナオリ草20本採取』受けていきましょう!」

『スキル︰アサシン 湿度を固体刃物形状に変換』

『スキル︰シーフ』

バサバサバサバサッ

「『薬草ナオリ草20本採取』完了しました!さらにビギナー狩りオオカミを狩って行きましょう!」


※※町の外森林にて※※


『スキル︰シーフ』

ザシュッッ

「ふう、ここ一帯のビギナー狩りオオカミは全て倒してしまいましたね…」


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コメント欄   13人が視聴中

他のPlayerの獲物も考えろ…


やりやがった…


逆に凄いww


暗殺系統スキル結構弱かったはずだけど…


プレイしてるやつ現実世界でも暗殺者説

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「ならとっくに捕まっとるわい!…

ゴホンッでは、皮、歯売ってきましょう!」


※※市場にて※※

「店主!お金ちょーだい!」

「お前…ちゃんとグランドモンスター倒すんだろうな!!?」

巨体なうえ、声もでかい。

かなり怖い。

「は、はい!倒しますからぁ!」

「…はぁほれ、銀貨54枚…」

カウンターに銀のメダルが置かれる。

(なんだかんだで渡してくれるんだよなぁ…ありがたい)

「ありがとうございます!」


※※ギルドにて※※


「おっさん!『薬草ナオリ草20本採取』終わっよ〜!」

「あいよ、はい、クエスト報酬銀貨1枚」

(クエストで金は稼げないな…)

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流行りに乗る自称ゲーム最強のMMORPG配信者〜俺は最強だが数には勝てない〜 好きな果物?りんごのみ! @20121126

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