物語の種

第3話 ウォーターフィールド

　どれくらい生きるのか、

それが楽しみしている人々がいる、

殺し合いの一つの舞台、

ウォーターフィールド

「さあ、素晴らしき血を水に散らしてっ！

芸術の花火を、水に表して下さいっ！！」

ーウォーターフィールド、

かつて、生きていた子が、描いていた、

物語の名前。

今日も見れた血の舞を、素晴らしい、と、

笑う者は、その物語を見ては、

笑っている、

その物語を作った子の事も、

物語の名前の事も世界の事も。

「今日の花火描きは、

水上の上で、サッカーを開戦しますっ！」

ー花火描き

　　　血で彩る水の舞

「今日のワールドスターの種類が、

豊富です。

サッカー界が社会の頂点の世界、

その世界の人々に、

光溢れる春風を起こした奇跡のひとつ、

ワールドスターである。

　　　　　継告駿馬（ついつぐしゅんば）っ！」

続いては、殿　護（しんがり　まもる）

「残念ながら、死の舞台で、

　サッカーはしたくないとの事で、

　彼ら本人直々にサッカーはできませんが、

　彼らの脳のシュミレーションを使って、

　対戦を開始しますっ！」

「彼らの対戦相手はっ！

　ゲームが頂点の世界の人々っ！

心で描いて現実化させて、

モンスター対戦の世界の、

ワールドスター、導　行（みちびき　ゆく）

さらにっ！

1000年と20日の時間の守護者であり、

15才の頃の若き王、を、

名もなき王から、陽王（ようおう）と、

名前、世界平和を現実にした、

キョクっ！」

歓声が響く

「さらにっ！

まだいらっしゃいますっ！！

　ワールドスターっ！

　陽王である、シンアイ

　陽王の相方の、

　想時　湧逢（そうじ　ゆうあい）っ！

　さらにっ！

　陽王の弟子の、

　伸代　優題（のびしろ　ゆうだい）っ！

　さらにっ！

　待人　夕星（まちびと　ゆうせい）

　雲道　優馬（くもみち　ゆうま）

　逆巻　友夜（さかまく　ゆうや）

　鶴護　勇戸（かくご　ゆうと）

　抗　言語（あらがい　ゆうご）

　理原　郵理（ことわりはら　ゆうり）

　九桜　結作（くざくら　ゆうさく）

　さあっ！

　死の舞台の、

　はじまりはじまりぃーいっ！」

死の舞台へ、ようこそっ！

ー

枝日一花（えだにち　いつか）

えだにち　

　　　　黒い木を守護してきた一族だと、

　　　　知らずに育つ。後に、

　黒い木があった、その木の枝を折ってみたら、

　黒い水が出来た、それを墨として、

　使うようになり、すると、

　その黒い木に、

　白く光る果物が実った、その白く光る果物を、

　切れば、良い匂いがし、食べたら、

　ちょうど良い甘さで、また食べたいと、

　思うほど、美味しい、

　一つの花、世界で唯一の一つの花

　明るい女の子

色んなたくさんの人々を、

笑助（しょうすけ）は知らないけど、

と言って、時歌（ときか）を見る

知らないよ、

お金を出して、争いを楽しむ人々は、

物語の中にいる、本当に居るのかな

ー

天空は宝石のサファイア

日は無くとも、ここは変わらない。

「人の手で作ったものなのですか」