第31話
(人の気も知らないで…)
いつもそう…。
(私が悪いの?)
ハルから届くメールを見るたびに、そんな気がしてきた。
『他の男と寝たことなんか、わざわざ言うなよ。なんで言うの』
うん、なんでだろ。解らない…。言う必要ないよね。
(やっぱ私が悪いのか…)
言わなきゃよかった。
(バカだ、私)
『自己嫌悪』
またまた、それに陥った。
その後、ハルとどんなヤリトリをしたのか忘れてしまった。
(ジコケンオ…ジコケンオ…)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます