隠す時はゆっくりと

天川裕司

隠す時はゆっくりと

タイトル:隠す時はゆっくりと


自分の家の庭でおじさんが鯉にエサをやってる。

おじさんの家の庭には池堀があり、

そこに鯉をたくさん飼ってて、

その鯉の1匹1匹にゆっくりエサをあげるのが

おじさんの1つの楽しみだったようだ。


でもそんなおじさんの家にある日、警察が来た。

何やら深刻に話し込んでた様子。


それから毎日、

警察がおじさんの家に来るようになった。

「なんでだろう」

と思っているうちギョッとした。


おじさんが逮捕されてしまったんだ。


「なんで?どうして?」

近所のおじさんながら、僕はとても疑問に思った。

あんな穏やかで優しそうな人がなぜと。


どうやらおじさんには

殺人容疑が掛けられてたらしい。

確かに奥さんの姿がずっと見えなかった。

あんな物静かな家なのに…と、

その中で喧嘩がなされていたと思えば

やっぱり不思議。

果たして、許せない喧嘩の果てにそうなったのか。


そして警察は、

驚くべき真相を目の当たりにする。

これは僕もいつも遠目からおじさんの

様子を見ていたから知らない事だった。


警察1「まさかこの鯉がAIの鯉だったとはな」

警察2「確かにピラニアと鯉は共存できませんからね」


水面が暗くて遠目だったのもあり、

いつも鯉にエサをやってると思ってたんだ。


動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=kvYNVPCcbZU

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隠す時はゆっくりと 天川裕司 @tenkawayuji

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