メイドの執事~財閥の御曹司が大好きな同い年メイドに仕えるお話~

未知 推火

第1話 プロローグ

明け方とも呼べないほどの早朝そうちょう、私の1日は始まる。


庭や玄関先の掃除から始まり、食事の配膳はいぜんと片付け、屋内の掃除に洗濯・・・


その他、雑用全般。


「仕える」という立場では人権らしい人権は保障されない。

幸い、同人誌うすいほんなどでよく見る、ご奉仕いやらしいしごとがないだけ恵まれている方だろう。


食事も普通のものが与えられ、清潔な一人部屋もある。

それに・・・


パチンッ!

※指を鳴らす音です。


「お呼びでしょうか。お嬢さま。」


私には特別な執事しつじがいる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る