第33話
あたしに恋愛感情を持つやつは切り捨ててく。
でも使えるやつは残す。
昔のあたしは、そんなやつだった。
例えば、夜中呼べばすぐに車で来てくれる人。どこにいてもだ。
高速使ってでも迎えにきてくれたり、送ってくれたり。
実際そんな男がいるのかというと、いたんだなこれが。しかも数人。
あとは、ゴハンをおごってくれたり遊びに連れてってくれる人。
物を自分から買ってもらうことは無かった。物欲は、ほとんどない。女としては珍しいのかも。
食欲は旺盛なんだけどね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます