第23話

世間一般から見て、彼はたぶんカッコイイ部類に入るんだろうと思う。


私は、彼のハンドルさばきが好きだった。


車の運転が上手いのだ。いろんな人の助手席に乗っていると、上手いか下手か区別がつくようになる。


あと安心して乗れるかどうかだ。コレは今でも一番重要なポイントだ。


道を譲ってあげたりする姿を見るとドキっとする。


恋愛感情とは、もちろん別だけどね。


逆に譲ってもらった時に、当たり前の様に、でもさりげなくカチっとハザードつけちゃったり、相手に御礼の合図する人はいいなぁと思う。


かっちょいいよね。アレって。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る