未明2
水を飲んで、潤った喉から吐き出されたのは、溜息。
常夜灯のぼんやりした照明の中、わたしはぶつぶつと呟いた。
どうせ下らない内容だから、いちいち説明しないけれど。
いつまでわたしはこうなのだろう。
いつまでわたしはこのままでいるのだろう。
そんな自問も何度目で。
それの自答も何度目だ。
そうしてまた溜息を吐いたら。
それに応えるように、ぶぅぅぅぅん、と冷蔵庫が音を立てた。
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