設定①と作者からのコメント①

〈魔物について〉


1.魔物と亜人族

2.魔物は特殊個体が存在する

3.狼族の進化形態について



1.魔物は昔から魔人族と人族の里に来ては人々を襲ってきた。魔人族たちは魔物を飼い慣らそうと試したが魔物に食い殺される事件(血のムーンシェン事件)を機に魔物から身を守る為に人族と対話をする護身派と魔物を自力で倒そうとする打倒派の二派閥により魔人族は分裂した。又この護身派たちは人族と婚姻をして子孫を残した。その子孫たちは人族と魔人族の血を受け継ぐものである亜人族と呼ばれ現在では人族と魔人族の両方から差別を受けている。元々は人族と魔人族しか存在していなかったが亜人族の誕生により人族と魔人族は亜人族を第三の人種として受け入れるべきであった。しかし亜人族の権利の主張を恐れて両人種は亜人族を奴隷化する政策を共同で立案し現在では両人種の敵人種として人の基本権利を剥奪されて奴隷や強制労働などの対象になっている。しかし一部の亜人族は経済界に強い影響を持っている者もいるため一部の亜人族だけは人の基本権利を獲得している現状がある。


2.この世界では二種類の魔物が存在していて一般の魔物と特殊個体の魔物がいる。一般の魔物は言葉を発したり魔法の発動や武器を使うなどの知恵を持たず物理的な攻撃をメインとする。しかしごく稀に発生する特殊個体の魔物は人の言葉を理解して話せたり魔法を生まれつき所持していたり武器を作成して使うなどの人族と同レベルの知能を持つ。また魔法や言語は魔物の生息地域などの環境に影響し、火山や雪山で発生した特殊個体の魔物は水や氷、火を使った魔法を生まれつき使える者が多い。特にメデ山脈やヘイロン大迷宮などの強い魔物が多く存在する地域では特殊個体の魔物はすぐに狩られる。その大きな原因は特殊個体の魔物の血肉でありこれを体内に摂取することで大幅な能力向上などの効果があると昔から言われている。


3.狼族の魔物は神の使いなど昔から言われており神聖な魔物として人族を中心に崇められていた。また狼族の特殊個体は優れた能力を持つ。特殊個体しか進化できないメデオウルフは強力な力を持つが一般の魔物の進化系であるメデラウルフの最終形態はフェンリルと魔物が神化するほどに強力な力を持つ魔物である。特殊個体のみ進化可能なメデオウルフの進化先は三通りありライトウルフ、リーフウルフ、メテオウルフである。ライトウルフは天使と人々に呼ばれ、リーフウルフは森や山岳の精霊、メテオウルフは火の神と人々に信仰されている。


設定解説①END





最後に……【作者から一言】


本作品は長編小説を予定しております。この作品の世界観は独特で他作品と比べると変わった世界観で作っているため万人向けしない作品と自分でも感じてます。しかし少しでも皆さんが楽しめる作品を作るために投稿を頑張っていきます!万人向けしなくても一部の人から好かれるような小説を目指して頑張ります。最後に本作品の序盤は主人公の成長をメインに書いております。精神的にも肉体的にもこれから成長していく主人公をぜひ応援してほしいです。

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