あなたを失いたくないので殺します!

雛形 絢尊

第1話

吉崎さん、吉崎さんのことが好きなんです。

私はそう彼女に告げました。

吉崎美玲、実に美しい。

ベリービューティフォーな

私のレディだ。

そうはいっても私は一度彼女に断られた。

願い下げだと言われてしまった。

しかしながら私のレディ。

吉崎美玲は私の元へと来てくれたのだ。

おお、神よ。神の恵みよ。

やはり私に微笑んでくれたのか。

なんてアンビリーバボーな

出来事が私の味方でいてくれるのか。

しかしながら私は彼女を殺めてしまった。

仕方がなかったことなのだ。

私がそう、いかにして吉崎美玲という女性を

殺してしまったのか。

それを順を追って説明しよう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る