第8話 圧迫面接
今でこそ人手不足なので、圧迫面接は少なくなったと思う。採用されてもすぐに辞めていく若者も多いし、親が職場に乗り込んでくるって例もよくある。私も無断欠勤や遅刻をする新人を怒ったら、実際に親が職場に乗り込んできて暴れたって事務から言われた経験がある。なぜか現場の私が事務の人に頭を下げて回るって経験もあるのだが。
でも私の就職氷河期はもっとひどかった。圧迫面接など当たり前。人格否定は当然で、違法の家族の個人情報まで聞き、それも否定してくる。そして履歴書を突き返される。それが当たり前でした。そんな世代がいま採用に担当になり、圧迫面接をするのも当たり前でしょうか? 自分がやられたら嫌なことは他人にもしない。小学校のときに習っていましたが。
私は就職に失敗して奨学金を返さないといけないから某黒い猫の配達会社に非正規で入りましたが、奨学金返済のために必死で求職活動も出来ない。そんな感じで続けていた会社ですけど、身体を壊して今まで通りに働けないとなると容赦ありません。なんせ3万人を一気に解雇した会社ですから。結局私は退職せざるを得ませんでした。しかも退職理由が気に食わないと書き直せさせて、自主退職って道しかなかった。
今、就職を探している皆さんや退職を考えている皆さん。私個人の意見ですけど、よく考えた方がいいですよ。私が勤めていた某黒い猫でさえ倒産の危機が迫っているから。それに自分の心身を壊すのが1番良くないと思います。自分の身を守るって考えて行動してください。老婆心ながらも無理は禁物です。そういう自分も小説書くのが辛くなっている現実はありますが…。
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