3日目

4月3日

授業が本格的に始まって、朝からずっとスケジュールが詰まっていた。午前中の講義ではグループディスカッションがあって、初対面の人たちと意見を交わすのは少し緊張したけれど、なんとか乗り切った。「あなたの意見、鋭いね」って言われたのがちょっと嬉しかった。


午後は図書館で参考書を探して、静かな空間で集中して予習できたのが良かった。図書館の中庭が見える席を見つけて、風がそよぐ音を聞きながらの勉強は最高だった。小さな癒しの時間って、こういう瞬間なのかも。


サークルの見学会にも参加した。思っていたよりアットホームな雰囲気で、先輩たちが親切に話しかけてくれて安心した。活動内容も興味深くて、ここでなら自分の好きなことを追求できそう。みんなで写真を撮ったり、新人歓迎会の話を聞いたりして、ちょっと緊張が解けた気がする。


夜は友達と通話で雑談しながらリラックス。こういう時間があるから、忙しい毎日も乗り越えられる気がする。あ、そういえば帰り道で少し気になったことがあった。赤いワンピースを着た女性が、信号待ちのところで立っているのが見えたんだ。すごく鮮やかな赤色で目を引いたけれど、周りにいる人は誰も気にしていないみたいだった。不思議だけど、別に珍しいことじゃないのかな?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る