幼馴染とジャングルジム
フィステリアタナカ
ライトノベルとジャングルジム
「カナタ! あそこの
「ずるいよ、ずるい! いつもスタート言ってる!」
「だって、そうでもしないとカナタやらないだろ」
「なあ、あそこのジャングルジムどっちが早く
ジャングルジムでもカナタと
小学三年生の春休み。小学校のグラウンドの
「そこの君。お母さんが大変なことになっているから、おじさんとお母さんのところまで行こう。それとお腹すいてないかい? 何か食べるか?」
「お昼はまだ食べてない」とカナタが言うと、おじさんはその場でピザを
僕はマズイと思い「この人!! ヘンタイ!!
おじさんが目の前の猫に
先生がおじさんを
ただ、この事件でカナタは家に引き
僕は母さんに
カナタの家に上がり、僕が彼女の部屋の前まで行くと、彼女は
特にネットゲームは、カナタとコンビを組んで
カナタの手に
小学六年生の
宿泊学習で見た夜の空。僕はカナタのことを
クリスマスにはカナタの好きなチーズケーキを買い、家にお
お正月、バレンタインデーと
「来てくれてありがとう。なぁカナタ、ネットゲーム
彼女からは
「外で
あのときカナタと
「これ
「……ありがとう」
カナタは泣いていた。
大好きなライトノベルとチョコレートを僕から
「僕、ライトノベルをカナタの
僕がそう聞くと「
◆
「おばさん。カナタまだ? あっ、カナタ!! 早く食べてよ。じゃないと中学校に遅れちゃうよ!」
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