第5話 冒険への旅
「深美ちゃん、わたし、冒険に出る」
「いきなり、どうしたの?」
「ネイルの暗号を解きたいの。だから、深美ちゃんも手伝って」
「彼氏は?」
「人数は多い方が、アイディアがわくと思うの」
「確かにそうかもしれないけど…」
デートを楽しめばいいのに、と深美は思ったが、穂香らしいとも思う。
「だから、深美ちゃん。明日の放課後、わたしの家に集合ね」
「わかった」
穂香の彼氏の佐富尊に嫌がれそうだな、と思う反面、深美は3人でネイルの暗号を解く冒険に出ることを面白そうだなとも思っていた。
「深美ちゃんなら、絶対にそう言ってくれると思った」
穂香はうれしそうに笑った。
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