言葉のあや
一閃
第1話
「気にしないで」って君は言うけど
「大丈夫だから」って君は言うけど
「いつか思い出になるから」って君は言うけど
どんな言葉を自分に言い聞かせても
心は正直だから
ほら 泣いた方が楽になるだろ
君の泣きたくなる気持ちを
引き受けることはできないかもしれないけど
「泣いていいんだよ」って
そばにいるからね
どんな言葉で着飾ってみても
ごまかしきれなものがあるから
言葉に頼らずに
心のままに居てもいい時だってあると思うから
「泣いていいんだよ」って
飾ることなく声にした
言葉のあや 一閃 @tdngai1
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます