『スノーボール』

天川裕司

『スノーボール』

『スノーボール』(ミュート)

Capo3


EmCDG…

冬のゲレンデの 中で グレイの空の下 君が居た

EmCDG…

都会の スキー場に 僕たち 2人の影 並んで―――


 EmCDG…

※スノーボールは 君の心の中に

 EmCDG…

 ドリームと一緒に ポラロイドに映っている


EmCDG…

白銀の ゲレンデの中に 人込みにまみれ 君が居た

EmCDG…

太陽が照りつけて 光るダイヤモンドダスト きれいさ

EmCDG…

リフトに座る君が 小さく見えてゆくのは 気のせいだね

EmCDG…

だんだん滑りが良くなる 斜傾の白さに 驚いた


EmCDG…

グレイの空の下 絶好のスキー日和だ

EmCDG…

スノーボードは使わず 2本のパラレルターンで帰ろう

EmCDG…

顔が白く映る 午後のスキー場に 雪が降って

EmCDG…

ダイヤモンドダストが 一面を覆ってゆく

EmCDG…

僕と君は 素直に 滑って 帰ったね (※)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

『スノーボール』 天川裕司 @tenkawayuji

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ