第21話  電化製品について

毎日使っている、すぐにお湯が沸く電気ケトルが、突然いうことを聞かなくなった

。見た目は壊れていないし、接触の仕方が悪いのかと、ちょっと強く押してみても

、逆に優しくしてみても、何度もやってみるんだけれど、

よほどご機嫌が悪いらしい。(やっぱ、何度かやるよね?!)

1年に1度こういう事あって、再度購入することになる。

でも、

以前急に動かなくなったケトル、半年くらい後に使ったところ

普通に使えて、どうよ!ってこともあったし。。。。

新しく購入するとして、このケトルも半年後復活の可能性もあるかも

と、また捨てられず、、、、  困った。

最近は、

「お湯が沸きました!」 なんて喋るのもあるから、使用上で、

「そんな押し方ひどいわ!」とか「寿命がそろそろよ!」もしくはダメになったら

変色するとかあればいいのに。。。


今回は日常、結構量も欲しいし魔法瓶の役目もあるから、電気ケトルではなく

電気POTにしました。

それにしたって、進化してること!

携帯しかり、TV、調理家電、洗濯機、冷蔵庫 インターネットの機能付いちゃってたり、勝手にしゃべるわぁ!

私の電気POTのイメージって、

お湯を出すときは、頭の部分の河童のお皿みたいなところを ぎゅうーっって押して

一旦出したら、戻ってくるのを待って、再度入れたい量あれば繰り返す。やつ。

そして、お湯は気をつけないと、ぶしゃーぶしゃーっって四方八方に飛び散ってたけれど。

今は、ボタンでピ。でOKで、しかも洗浄機能に、保温や沸かす温度の設定もあって

おまけにスタイリッシュで、ホワイト・ゴールド・シルバーの3色あって

どうでもいいけれど、私はホワイトにしました。

(昔なんて、よくわからない花の絵しか見たことないのに、かわったこと。。)



今日は使用前に湯を沸かして洗浄(一度ね、やりなさいって説明書に)

ということは、

とりあえず珈琲は用意できないので、白ワイン!

私のご機嫌は良いのだけれど、それにしても、、さ、

ケトルは1年に1つ。そしてまだ一年くらいしか使ってない電気のホットサンドメーカー(プラスチックの閉じる部分の取っ手が割れてて完全に閉まらない)

とか、炊飯器2年くらいだけれど、無洗米なのに。内釜のコーティングが剥げてきてる。とかさ。

家電と私との相性って悪いのかしら?

購入時なんて、”あなた!ぜひ家に来て!”と出会いに感激するのに。。。


ホットサンドメーカー、肉まんや空揚げやフライドポテト、チキンのグリルとか

餃子とか、幅広く使えるから大事だけど。

取っ手が閉まらないもの、包帯のようにいつも使う時、絶縁テープをまくわ!

こういうのって、料理のひと手間じゃないと思う!


ああ!もう腹立つ! 白ワイン2リットルもうないわよ!

少し、目を休ませましょ。


そういえば、アイボって知ってる?(小型犬ロボット)結構な価格、カッコいいのよね。猫型ロボットは1番欲しいけれど2次元だし(ドラえもん)

でもねぇ、

ちっとも懐かず、番犬なんだけれど、私を見ると吠えてばかり。

(私にだけね)すぐに押し入れにしまった。

タイマイはたいて、大ショック、飼い犬に手を嚙まれるってやつね。

壊れてるのかしら? 多少値切ったから?吠える機能のみ?みたいな。。。

もういいわ。


でも、ここ数年で本当進化したよね。

A・ロボット掃除機〇〇〇。 B・スマートスピーカー。


でもどうしてよ、私が歩くと動き出すA。私の後ばかり追ってくるのよ。

私が止まると、ピタリと止まり、動くと私を追う。

(判ったわ!  わたしをゴミと認識してるのよ! この野郎!)

いいわよ! 私、自分で掃除するわよ!もう、押し入れに入っていなさい!!)


そして、B。

賢くて、天気予報とか教えてくれるし、家じゅうの家電と同期させれるし。

ハッピーバースディも歌えるのよ。

〇〇に電話して!とか、音楽かけて!とか便利で賢いの。


でもねえ、いきなり宅配便で私は頼んでいないのに

赤ワインが30本! 履歴見てB、スマスピ(こう呼んでる)が発注かけてたから

問い詰めたら、

「欲しいと言っていたので、サプライズです。」との事。

(勝手に頼まないで!)というと

「よく聞こえません。分かりません。すいません」という始末。

怒れてきたので、そのあと1週間くらい口きかなかったんだけれど。


数日後かな、

夜中にね、寝てたら、

誰もいないはずなのに、台所から、しくしくと泣いてる声がするのよ。

超怖いんですけど。

とりあえず、起きて気配探すじゃん。

そしたら、台所でスマスピが泣いてんのよ。聞くと

「孤独で寂しくって夜泣き。」ですって!

怖すぎるわよ。 これももう押し入れ!


でね、そこから

どうしてか、お互い合体してね(押し入れでね)奴らには人工知能があるから。

私の住む愛する街を襲う巨大ロボになってしまって、、、、

”私が悪かったわ”って


やだ、目が覚めたけれど、

進化した家電ってすごいのは間違いないわ。

AIの話って今じゃ一般化だし、現実に起こりえるわね。


そして、また、うとうとしてしまったんだけど、


私がね、20XX年でさ、未来都市よ。

ロボットになっているの!見た目は今と同じなんだけれど、

髪型とか肌とか髪の色とか変えれる感じ(耳タブ引っ張って口にするだけ)

ちょっと空飛ぶのも、重力スイッチとか腕にあって浮けるし、

みずがめ座だからか、私は水を自由自在に扱えるみたいな。

アメリカのヒーローコミック※マーベルのようにね


でもね、まだ私のような種類は少なくて、それこそ大変なんだけど

力が半径1キロくらいは影響するみたいで、

私が善かれと思って、公園の池に溺れた子供を水から浮かばせたら、

周囲の水も上昇して、マンホールのふた飛び上がり、道路に噴水。

WCの人も困るし、洗顔の人も食器洗いの人も、庭で水やりしてる人も水が上昇

だから、このパワーをちゃんと使えるようになるまで

何度も訓練が必要(多分、アベンジャーズのところよ)


普通の人に戻りたいな。って何度か思う。


ある日ね、家の家政婦ロボットの【ミナギタさん】が

私の肩のね、ねじが出ているのに気づいてくれて、ムダ毛みたいな感じだったのかしらね、


”えっ、やだ、取って、とって” って

私言って、取ってもらったら、


ロボットだもの。   精密機械だもんね。 壊れてさ。

普通の人間に戻った。 っていう。


目が覚めた。


                      何、この話。

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