第8話 料理について
食べること大好きっ!運動はあんまりとくれば、太っちゃうだけジャンみたいな話になりそうだけれど。
近頃じゃ、私自分の料理に案外(やだ!天才!)と思ったりする。
好みの味付けになるの当たり前なのにねぇ。
私が料理するようになったのは、ここ5年くらいです。
よく思い出すのが、祖母が本当に料理上手で、まだネットもスマホもないのに
よくもまあ、和洋中問わずいろんなもの、どれもおいしいを食べさせてくれました。
どれもおいしいので、好き嫌いがないのかも知れません。
だけど、
食べることばかりで、料理を教わっていなかったため
(あの料理ってどう作ったん?)と思う事がしばしば。
料理本見て、料理は作れるけれど
家庭の味の調味料とか隠し味とかやっぱり違うから
もしも好きな料理があるなら一緒に作った方がいい、買いだしも!
「悔いを残すな」と祖母がたびたび言ってたのに・・・・
私は後悔しています。
さて、料理っていつから始めるんでしょうか?
幼少のころから料理好きって人もいるけれど、
おうちのお手伝いというか、ハンバーグの種をこねてみるとか
クッキーの型抜きしてみるとかは多いと思うけれど
習うっていうと、家庭科でしょうか?
オムレツとか、ムニエルとか、カレーとか
私の家庭科の最初はオムレツでした
卵混ぜて焼く。(プロような工程はありません)
だけど、
卵がうまく割れない、オムレツに成形できない
スクランブルエッグになる人、焦げた人、といろいろ。
同じ実習はなかったので、上達したかわからず。
あとは、
各班に分かれて、そして洗う係、切る係、煮る係に分かれて
カレー作り。
カレーって自分1人でも10分くらいでもできるのに
なんでだか、1時間以上もかかった。
あとは、ムニエルも習ったけれど
本当におままごとだったと思う。
で、そのまま中学、男子は家庭科じゃなくて技術科とかで木を削ったりハンダごてとかの授業になり料理することもますますなく。
料理をすることもないまま学生を卒業し、就職が決まり1人暮らしになることになり
自活していかなければならなくなりました。
母と祖母が、私のためにフライパンや鍋、各食器、を用意して、引っ越し用段ボールへどんどん詰めていってくれて、(仕事忙しくて、使っちゃいられないわよ。)
とおもいつつ、
私のために、準備してくれてる姿を見て(自立するのに私)とおもいつつ
、目頭が熱くなった。
(ありがたいね。絶対頑張って、一緒に温泉連れて行くしいいもの食べに行こうね!)心の中で約束した。
でもさあ、どうよ、ちょっとよくもまぁ、
使っていない食器が棚から出てくるよ。(どんどん箱詰めされてるけれど、1人暮らしってそんなに食器使うのかしら?)
疑問も持ち上がる。
でも肝心なのは料理の事。
「でもさぁ~私料理できないじゃん」心より告げた。
「いいのよ。ないより、あった方が。」母がそう答え、
的確なことを祖母が「野菜なんてかじりゃいいんだよ。」と答えた。
(なるほど、納得。人間も動物だし。でもすっごく野生的。
それにだったら、包丁も皿も必要ないんじゃない?)
2人があれこれ言いながら、皿を新聞に包む中、そう思いながら
結局、家の人たちってイベント大好きね。
と、微笑ましく、そしてちょっぴり切なかった。
さぁて、料理って大変よー。
1人暮らしは作った方が安い経済的?も難しいと思う。
まず材料必要だから買いに行くけれど、野菜のいい悪いもわからない
保存の方法もね。チラシ見ても本当に安いか高いかもわからない。
手際も悪いから
冷蔵庫から1つづつ取り出して閉まってまた何か出してみたいな繰り返ししちゃったり(一度材料すべて出して洗って切っとっきゃいいのに何度も材料ごとに洗ったりして水道代も光熱費もかなりの無駄)
そして、手際悪い分疲れる。時間。体力。材料。全部喰われてるだけなのよ。
何よりもまずかったとしても受け止めるしかないし、それもムダ。失敗ばかり。
そうして、やっと、今の私です。
野菜の良しあしも分かるようになりました。
調理するときの段取りも良くなり、イライラすることもなくなりました。
楽しく料理できます。保存の仕方や、野菜の高いや安いも分かるようになりました。
私すごく無駄が多かった。一般教養で一番必要なことなので
家庭科で教わりたかった。と思う。(けど、今ってアレルギーのお子さん多いから
先生方が大変ですよね)
料理って結構大事。
追伸)
祖母が作ってくれていた料理思い出してできたもの!!
【桜ご飯】
記憶頼りに作ったんだけれど、近いものができてうれしっくって
ご紹介
お米を炊くときに、お米洗った後、紅ショウガ入れる
紅しょうがの汁ごと(で、いつも通りの水加減に水。
あとは、上にシーフードミックスとか入れて炊く
さいごに三つ葉とか添えて美しく。
桜色がきれいでショウガがさっぱりで
お花見のお弁当にお勧めです。
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