第4話:ダブルクンニ
気づいた時には背後にいた男に首元へ短剣を突きつけられていた。
「お前がハルトだな。動くな手荒な真似はしたくない」
背後の男が耳元に話しかけてくる。
ルリも同様に捕まっているみたいだ。
後ろから鎧を着た女が出てくる。
「驚かせてすまない、お前たちをラルジュ帝国に連れてくるようにと皇帝直属の命令があってね。このままおとなしく私たちの馬車に乗ってくれないか?」
そういうと女は振り返った。
肩のあたりまで伸びている銀色の美しい髪に、大人びた端正な顔立ち、それらに似合うスラっと伸びた手足。まるで絵画からそのまま出てきたような美人だった。
いやいや、見惚れている場合じゃない。俺らを連れて来いと皇帝から命令があったって?
しかも先ほど皇帝はシャン民族を虐殺していると聞いたばかりだ...
奴隷にされるのか?はたまたもっと酷い目にあうかもしれない。
どうにかして逃げ出さなければ...
「お前は誰だ!何のために俺たちを連れて行くんだ」
「おっとすまない、自己紹介がまだだった。騎士として失礼だったね。私はレティシア・ブラッドフォード。君たちを連れていく理由はわからないんだ、ただ連れて来いとだけの命令でね」
しめた。あいつの名前が聞けた。これであいつのマンコを召喚すれば活路が開けるかも
「ゲートオープン・レティ....」
怪しい気配を察知した女が一瞬で詰め寄ってきて手刀で意識を奪った。
「手荒な真似はしたくないと言ったじゃないか。二人を牢馬車に乗せてくれ。私が御者をする」
「ハルト...ハルト...いい加減起きてってば!私達ピンチなのよ!」
目を覚ますといつもより近い位置にあるルリの顔にドキッとした。
いや、そんな場合じゃない。確か俺は鎧の女たちに捕まって皇帝の元に連れていかれるところだった。
「ここはどこだ?」
手が後ろ手で縛られており中々思うように動けない中で当たりを見渡す。
どうやら馬車に乗せられていて、出口には鉄格子があり逃げられないようになっているらしい。
1つある窓からは外が見える。草原が広がっている。
「この馬車は誰が操ってるんだ?」
「さっきの美人の騎士さんが御者をやってるって。後ろには1台他の兵士が乗った馬車があるよ」
そうか、どうにかして逃げなくては...
皇帝に呼び出される覚えはないが、わざわざ騎士?を使って捕まえに来るとはよっぽどのことだろう...
俺は頭を働かせる。鉄格子を抜け出した上に、追っ手もまける方法は...?
一つの作戦を思いつく...だがこれはルリにオマンコゲートの存在を伝えなければならない...
その後も別の可能性を模索するがやはりこの方法しかない...
俺は覚悟を決めてルリに話す。
「はぁ?バカバカバカ!キモイキモイキモイ!マジで死んでほしい」
こんな罵倒をされて当然だろう。時は作戦を伝えるときに遡る。
ルリに作戦の内容を伝えると、「頭がおかしい。そんな魔法あるわけない」と言われてしまった。
そこで俺は、「毎晩ルリのマンコを召喚して観察していたこと」「それを日記にして大切に保管していたこと」「生理の時にはイライラさせないように注意を払っていたこと」を伝えると、全て思い当たる節があったようで激怒した。
「毎晩10分くらい謎に股間がスースーしてたのはあんたのせいだったのね!」
「あんたの日記を見ようとしたら激怒したのはそのためかよ!」
「生理になるとあんたが謎に牛乳を持ってきたのそのためかよ!」
5分くらい喚き散らかした後、頭突きをくらうことで一旦ルリは落ち着いた。
両手が縛られていて本当に良かった...
作戦の決行は隠れることが容易になる森で行われることとなった。
馬車が森の中に入ると行動を開始した。
「あんあん~オマンコが...オマンコが...熱い~!」
「オチンポが...オチンポが...溶けそうだ~!」
ハルトは足を開いたルリの上で腰を振りながらそれぞれ思い思いのエロいセリフを大声で繰り返す。
語彙がないのはしょうがない、セックスなどしたことないのだから。
声を出してから1分も経たずに馬車が止まり、御者をしていたレティシアが鉄格子の前に立った。
「何をしているんだ?私の馬車でっ!」
端正な顔立ちが完全に崩れるほど激怒しているレティシアを尻目に二人は続ける。
「だって...捕まったら一生セックスできなくなるかもしれないし、あんあん気持ちいい~騎士の馬車でセックスするの最高~」
「あんあん~オマンコが...オマンコが...熱い~!」
ルリは完全に語彙をなくしていた。
レティシアは怒りのままに鉄格子の扉を開け、俺らに近づこうとする。
その瞬間、
「ゲートオープン・レティシア」
目の前の空間が歪み、レティシアのマンコが召喚される。
レティシアの抜群の容姿から、どんな綺麗なマンコが召喚されるのか期待していたハルトは一瞬にして裏切られた。
「臭い」
思わず声に出してしまった。騎士は中々風呂に入れないと聞いていたがここまで臭くなるのか。
だが、逃げるためにはやるしかない。
ハルトは嗚咽を抑えながら舌を出してクリトリスに当てる。
「ひゃんっ!」
後ろからレティシアの驚いた可愛い声が聞こえる。だけどマンコは臭い。
舌を上下させながら舐める、舐める。舌がピリピリしてきたが尚も舐める。
「お前たあん、私にっなにをしたあん」
レティシアは初めての快感に悶えて四つん這いになりながら俺たちに手を伸ばしてくる。
「女の子の気持ちいいところは女の子が一番よく知ってるのっ!」
下にいたルリも参戦して二人でマンコを舐める。
レティシアの声がさらに艶っぽくなってきた。
流石ルリ、めちゃくちゃ上手い。
でもなんでこいつこんな嬉しそうに舐めてるの?
二人で代わりばんこに中や外を舐めているとついに、
「ああああああああああああ!」
獣のような声を出しながらレティシアは絶頂し動かなくなった。
どうやら気絶しているようだ。
「今だっ!」
レティシアの懐にある短剣を取り出し、二人を縛っている縄を切った。
名残惜しそうにしているルリに声をかけ、俺がレティシアの手を抑え、ルリが短剣を首元に突きつけながら馬車の外に出た。
「こいつの命が惜しかったら俺たちを追いかけてくるな」
異変を察知して後ろの馬車から出てきた兵士たちに伝えた。
20分ほど森の中を彷徨い、小さな小屋を見つけた。
兵士たちは少し時間をおいて追ってきていたが、完全に見失ったようだ。
小屋の中でロープを見つけ、レティシアの手足を縛った後起きるのを待った。
さて、起きたら何を聞いてやろうかな。
なんせ俺はこの世界について全く知らないのだから...
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