最狂
あずさは24歳で結婚、妊娠
25歳で出産した。
ずっと流されて
何となく生きて
人生どうでも良いと思っていた
初めて、我が子を抱いた時に思った。
この子のために生きたい
この子のために自分のことも大事にしたい
だけど、日々の生活であずさは大事にすることを忘れていく
自分自身のことを
あずさの夫、ゆうとはこれまで付き合った中で最も狂っていた
暴力もドラッグもしない
ただ、歪んでいた
人格の否定
人権のない生活
罵倒される日々
思いやる、大事にするとは正反対の日々
あずさは心身共に疲弊していた
そして、狂っていった
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