第3話 パグチームのお話

 十二時二分。パグチームゴール。十二時三分。急行が地球の上野から出発した。目的地はアラバキ。

 一分で到着。十二時四分。パグチームが喜んだ。そしてさっきの島の端っこで、テツチームと歓談を交わす。テツチームはファミリア・スタンダード号で十一時十五分にゴールしていた。

「僕も入れて〜!」

 棒人間は「牢獄」の中からその様子をモニターで眺めていた。

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アラバキ大戦記!——イカダレースから始まる、国家の誇りを賭けた大戦争!編—— 沼津平成@空想≒執筆 @Numadu-StickmanNovel

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