第6話 後遺症
金宮さんとの事はふたりの秘密。
いつもの毎日を繰り返していた。
けど、金宮さんを見ると触れて欲しくてたまらなくなる。
だから、結月が外に出てる隙に甘えに行く。
「…ルイ。」
「後遺症でもあるの?」
「先生、診てください」
「…今度うち来る?」
「いいの?」
「涼ちゃんならいつでもOKよ?」
甘い誘惑だ。
「…あの夜、結月ともした。」
「どうだった?一味違った?」
「気付いたんだ。俺、結月にしてる事、ルイにしてもらってる事と同じだった。」
「悪くは無いんじゃない?それで2人が満たされるなら。」
「…そうだね。」
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