5 せふれこうほ?
よくよく考えれば、「桃ちゃんからコロナもらってしまったら、どっちにしろ調査が入って結局浮気バレになるんじゃね?」とか思いましたけど、お店の外で会えるっていう高揚感でもはやどうでもよくなっていました。(おい)
連絡先交換から一週間後、僕は街中で桃ちゃんと待ち合わせをして、軽く食事して、ホテルへ行って、やることやって・・・。時間をあまり気にしないで遊んだのは、正直久しぶりで・・・最高でした。桃ちゃんもすごくリラックスしている感じで、お店では見ることのなかった表情でいきまくり……ベッドは水たまり笑。私服も思ったより落ち着いた感じで、そこもギャップがあって超かわいかった。また、化粧とかもお店では意識して濃くしていたみたいで、プライベートはナチュラルな感じ。嫌な臭いも全くもってしなかったのも非常に興奮ポイントが高かった。
で、いろいろお話もしました。
そもそも、桃ちゃんは性欲が人よりもだいぶ強いらしく、お金がほしいというよりはむしろ行為自体が好きなのだそうです。高校卒業してから製造のお仕事をしているみたいなんですけど、仕事中ムラムラしすぎて仕事が手につかなくなって、いっそのことエッチな仕事したら良いじゃん!って思って、お風呂屋さんに飛び込んだらしい(昼職もやりつつ、週1から2のお風呂勤務、みたいな)。ただ、やはりお風呂屋さんだとお相手を選り好みはできないから、そこがちょっとしんどいみたいでした。
なんで僕だったの?という問いには、
「単純に顔がけっこうタイプ。お腹がちょっとプニプニなのもかわいい」
「いつも清潔感ある。肌もすべすべ。香水の匂いもしない、優しくて安心する匂い」
「自分から進んで歯磨きとかしてくれるし、わがまま言わない」
「行為だけじゃなくて、ちゃんと会話も大切にしてくれる。紳士的。」
「触り方からして優しいし、高圧的じゃないし、「痛くない?」ってきいてくれる」
「前戯しっかりする、舐めるのがうまい、あれが大きくてスゴイ。身体の相性がすごく良いなって思う」
ほ、褒めすぎ・・・。
でも、やはりこうやって若い女の子に評価されるって非常にうれしいものです。
「櫛森さんが通ってくれるようになってから、予約一覧で櫛森さんの名前探すようになった。予約入っているってわかるとテンション上がる」
こんなことも言われました。どんだけ気に入られたんだ僕。光栄の極みです。
みなさんも、これはお風呂屋さんだけではないですけど、女の子と遊ぶときは特に気を付けたほうが良いですね。女の子は我々男よりも、いろいろと「視て」ます。桃ちゃんは見た目完全に頭ユルイ系ギャルですけど、すごく細かいところまで視ていましたよ。
こんなエピソードもあります。僕はお風呂屋さんに行くときは伊達眼鏡かけていくんですよ、一応、変装で。(店に入るときに知り合いに目撃されてしまうときと、店の中の待合室で知り合いに会ってしまったとき、そして女の子が知り合いだったときのため)。で、ある時、伊達眼鏡を新調したんですよね。桃ちゃんはそれにも気づきましたよ。デザインもそんなに変えていませんし、入室の時の一瞬しか眼鏡つけてないんですけどね。「よく視てるなぁ」って感心しました。
やはり、紳士として、圧倒的に一番気を付けなければならないのが「清潔感」だと僕は思っています。次話に閑話として、【お風呂屋さん 変態紳士の嗜み】として僕なりにまとめておいたものもありますので、お遊びの参考にしてみてください。
やはり、清潔感は日常生活から意識しないといけないものも多いですよね。僕は爪を3日に一回は最低でもきります。ひげは毎日。スキンケアも気を付けています。化粧水+保湿クリームとか。慣れると全然苦になりません。
きっとこれをちゃんと続ければ、職場でも女性に声かけられる率は高くなると思います。僕は少し汗っかき(特に足)で、足も午後になると匂うので、お昼に更衣室に行ってボディシートで足をきれいに拭いて、靴下を毎日変えています。だから毎日靴下は2足洗濯です。
僕はイケメンではないですけど、清潔感意識するだけで、男は結構モテると思います。男は見た目じゃないって言いますけど、それは単にイケメンじゃなくても良いってだけであって、清潔じゃなくてもよいって意味じゃ絶対にない!
お風呂屋さんで働いている女の子が気にすることとして、「清潔感ある人か」「優しい人が」が優先順位高いと思います。で、いろいろなリスクを減らすために、良いお客さんにはリピートしてもらいたいわけですよ(いわゆる、本指名ってやつ)。で、それなりの頻度で来てもらおうと思ったら、それなりにお金がないとダメなわけじゃないですか。あんまり貧乏くさい恰好だといくら清潔で優しくしても相手にされない。どうせリピしてくれないでしょ?って。
一日に何人もの男の人を相手にするわけですから、客は清潔かつ紳士的に振る舞うっていうことが絶対条件でしょう。
……脱線が過ぎましたね。
で、桃ちゃんとの関係ですけど、僕はホテルで財布を取り出して渡そうとしたんですけど、要らないって突っぱねられました。要らないから、私が会いたいなって思って連絡するときは、できるだけ予定合わせて会ってほしい、って言われました。
で、僕はそれを快諾し、晴れて?セフレ関係になったわけです。32歳にして、22歳のセフレをゲットした瞬間でした。
桃ちゃんは、僕との関係が始まった3か月後、お店をやめ、僕専属になりました笑
さあ、このあたりから、僕の性癖が急速にねじ曲がっていきます。
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