終わりの夜。はじまりの朝。

第1話

■終わりの夜。はじまりの朝。




俺、桐ヶ谷 ヒロきりがや ひろ



28歳独身。



そこそこ大手の商社に勤めてはじめてはや6年。



地位も収入も安泰してきた…と思う…



同じ社に4年前から、美人で優しい同じ歳の恋人、比奈ひなも居る。



そろそろ結婚でも考えようか―――



結婚して…そうだな数年経ったらマイホームを建てて、子供は二人ぐらい欲しいな。





そんな平凡な夢を抱きはじめていたとき、







「別れましょう。あたしヒロとはもう一緒に居られない」








突然




終わった―――




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る