第3話

 はいどうも。

急に仲間が増えて困惑中の天城でーす。

今はバーンちゃんに街まで案内してもらってますねー。

いやぁ,あの後バーンちゃんの能力見てみたんだけどねぇ…。


【ボルケニヲバーンドラゴン】

炎属性 HP1200 AP1500

技 ボルケニヲサークル

  炎舞


やっぱりカード化されてたんだよねぇ。

んでいろいろと気になったからスキルについての詳細を見てたんだけどさぁ…。


【スキルバーだよーん】

カード化…その名の通り触れた対象をカード化させれるよーん。

あ,ちなみにお互いの契約はいるよー。

流石にチートにしすぎるわけにもいかないからねー。

※追伸 カード化した後は顕現させて戦うことができるよーん。

    クールタイムはあるけどねー。


このスキルバー一回殴って良いよね?

まぁそんなこんなでバーンちゃんを仲間に迎え入れたわけなんですけどさぁ…。

何話そう…。

女性経験のない僕からすると気まずすぎて正直泣きそう。

オヨヨヨヨヨ(泣)

は?

キモい?

ありがと⭐︎

褒め言葉として受け取っとくわー。

それより見てくださいよ皆さん!


「グギャアアアアアアアアアアオ!!」


焼き鳥2体目!

ではなくてドラゴンですね。

ちなみに属性はどう見ても風ですね。

怖い怖い。

とりあえずお話でもしてみようかな。


「ヤァ!僕の名前は天城!君の名前は?」


「天城,なんで魔物に喋りかけてるの?」


え,魔物って喋れないの?

バーンちゃんは喋れてるよね?

そんなことは今どうでも良いんだけどさ…。

喋れないってことは話が通じないってことじゃん?

てことはさ,俺今敵の前に堂々とヤられにいった馬鹿ってこと?


「天城…(泣)」


バーンちゃんの視線が痛いいいいいいいいいいいい!!

と言うことでとりあえず…。


「バーンちゃん逃げるよ!」


逃げるが勝ちだ!

ちなみにバーンちゃんは抱っこしてます。

ちっちゃくて可愛い!

あ,やべ鼻血出てきた。

とりあえずちょっと離れたところの木の影に隠れましたー。


「やばいねー…。」


何がやばいかって?


「グギャアアアアアアアアアアオ!!」


全然追いつかれてたんっすよ。

もうこれ終わりでしょ…。

とか思っていたんですけどね?

急にドラゴンが光り出したかと思ったらさっきまでドラゴンがいたところにね?


「天城おにいちゃん好きー」


ちっちゃな女の子がいたんですよ!

というか今抱きつかれてます。

これ俺ロリコンで訴えられたりしないよね!?


「むぅ…」


なんかちょっと怒ってるバーンちゃんにも抱きつかれてるんですけど!?

あー。

楽園エデンが見えてくるわぁ…。

それよりもさ,もっとやばいことに気づいたんだけど…。


「こりゃ可愛すぎて鼻血出るわ…。」


※その後無事天に召されましたよー。(半分冗談)


っと危ない危ない。

とりあえず名前を聞きましょうか。


「お名前を教えてくれるかな?」


「えっと…。ハリケーンドラゴンです…。」


はいきゃわいい〜!

もう俺ロリコンって言われてもいいや。

決めた!

この子達を愛でるわ。

これめっちゃ大事ね。

どれぐらい大事かと言うと国家機密ぐらい大事。

ということで前回同様お仲間になりましょうタイム入りまーす。


「それじゃあいきますよぉ?」


「うん。」


ピッカーン!

あぁぁぁぁぁぁぁ!仲間が増える音ぉぉぉぉぉ!!

はいごめんなさいふざけました。

とりあえず仲間が増えて嬉しいです。


『天城はスキル【ロリコン】をゲットしました。』


前言撤回。

こんなスキルもらって嬉しいのドMくらいだろ。

なんか情緒おかしくなりそうやわ…。

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