『漫画で語れれるもの、小説で語れるもの』
ブラックサンダー、美味しい。
ども、はたです。
さて、前回はかなーり異常な話だったので、路線を戻しまして、漫画と小説の違いをば。
漫画はそりゃあもう、メッセージを伝えるツールとしては、素晴らしいものです。でも、それを活かすのは並大抵の労力ではありません。画力、物語、テーマ…あげればキリがありません。
ですが、その影響力は国を超えるほど。その真髄は『分かりやすさ』これに尽きます。
これまでも数多くの作品が、メディアの中核を成しています。これには正直、僕も憧れます。
漫画って意外と台詞の分量も多いので、キャラが立ちやすいんですよね。この漫画の台詞を小説にしようもんなら、あっという間にページが足りなくなります。
それに動きの視覚化が加わるから、感情移入がしやすい。特に日本の漫画は、先人たちによって熟成された技術と知識が継承されており、もうお手上げです。素晴らしい。
そして、価格、敷居の低さという点で、購買者様に手に取ってもらいやすい。本当は僕に技術があれば、マンガやりたかったですよ。でも、その力はないです。残念。
しかし、そんな漫画家は心身を削る傾向がみられます。これまでも、疲弊していった作家さんが多数います。まあ、それは漫画家の人口の多いということの裏返しなのですが。
さて、ここまで漫画を持ち上げて、じゃあ小説は劣っているのか?それはそうとも言えません。
漫画、小説それぞれに得手不得手がありまして。まず漫画はアクションや動き。キャラを視認しやすいのがメリット。
僕は、小説でアクションものを一本書いてみたんですが、まあ動かないこと、動かないこと。後日公開しますが、斬り結ぶだけで頭抱えました。読解力が相当じゃないと伝わらないかも。
逆に漫画は、心理描写は少し苦手かもしれません。ミステリー漫画を見てもらえばわかるかもしれませんが、台詞が飽和状態になっている作品が結構あるのです。
そこで、ようやく小説の利点が語ることが出来ます。小説は心条、情景描写が得意です。人物の深い心理を描くことに長けています。これは書き手さんなら分かってもらえるでしょう。
なら、小説のあるべき姿とはいかに?
プレバト!!の夏井いつき先生は、俳句は情景描写が第一と仰っていました。…間違っていたらすみません。
俳句は17音で映像を見せなければならないと。成程。
その点は、小説は意外といけるんです。例文をあげてみます。
『高層ビルが立ち上る街の路地裏に、ひっそりとその怪しいラーメン屋は店を構えていた。そこには、胡散臭い探偵が浅利出汁の効いた、塩ラーメンをすすっていた』
…まあ、無駄が多い例文でしたが、三行でこの程度は簡単に表現できます。これが漫画になると!!
高層ビルの立ち上る街の絵を描かなければならない。路地裏の落ちぶれた絵を描かなければならない。ラーメン屋を描かなければならない。塩ラーメンの茹で上がりを描かなければならない。
まだまだあります。探偵を一気に描かず、ミステリー感を出さねばならない。塩ラーメンをすする男の口元を描かなければならない。そして、ようやく胡散臭い探偵を描かなければならない。
…絵に描くとなると、膨大な労力でしょ?
こういう点は小説に分があります。僕の陳腐な文才ではあまり、上手く表現できませんが、皆さんならもっと上手く、世界を表現できますよね?…そして、小説の分はもう一つ。
心理描写。
これが、一番の利点です。主人公の内なる考えや、心の移り変わり。この表現をしてこそ、小説が活きてきます。
正直、小説はバトルの格闘の描写なんかは、冒頭の数行で掴んでしまえば、後はあまり書かなくていい。代わりに、主人公の思考とか、戦術の試案や、追い詰められたその絶望感とか。
そっちに文字数を持って行った方が効率的です。身をもって実証済みですが、その作品は後日公開します。
先ほどの例文の探偵ものなら。
『探偵は物思いにふけっている。それは自分の推理で犯人を死に追いやったこと。…別に罪の意識があるわけじゃない。しかし、心のどこかに引っ掛かるものは確かにある』
『…犯人にも家族がいた。彼らの心中を察するには、自分はあまりにも薄汚れてしまっていた。もっと別の手があったのではないか?完璧な推理を目指す彼は、どうしてもそれが許せない』
『探偵は思いを自分に叩きつけるように、ラーメンの代金の小銭をテーブルに置いた。今夜の月は黒い雲で全く見えない…今年の暮れは寒くなりそうだ』
…どうです?三流小説並みにはなるかと思います。
…僕は実は台詞よりも、地の文を書いてる方が好きかも知れません。台詞はもちろん大事ですよ?でも、地の文も同じくらい大事なんですよ。配分も釣り合わないとダメですね。
さあ、登場人物の内面を描いてみましょう!!
『今日の結論』
『小説は心理描写、情景描写に長けている』
『アクションや、複雑な動きには向いていない』
『とはいっても、多少の動きの文章は必要』
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