神狼物語【中編】
清水朝基
宵の語り
序
――さて、今宵は、常とは異なる話をしよう。
まだ、
皇子様らしい白銀の毛並みもさることながら、眉目秀麗で文武両道、素晴らしい御心映えで、お慕い申し上げない者はいないほど、大層優れた御方だったそうな。
お前も、
しかし、これには隠された話がある。悲しく哀れな恋の物語が――。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます