第3話

拓也…。





同じ高校なんだよな…。









「…ずく…しずくっ。」

名前を呼ばれて、ハッとした。




私は、ずっと紙を見て立ちつくしていたんだと…。




後ろには、まだ、クラスを確認していない人達が沢山いて、自分が邪魔だったことに気がついた。




は、恥ずかしい…。

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