第6話無駄話

仕事中、たまに会話するが忙しい時はそんな暇がないから、作業に集中する。

すると、どこからか笑い声と無駄話の音が聞こえる。

無駄話も短いなら良いが、ソイツら楽な作業しか出来ないくせに、会話している。

頭にくる。

しかし、福祉作業所ではソイツらと時間給は同じ。

じゃ、こっちも喋りながら作業したい。


寒いのに、汗流しながら仕事してんのに、もっと周りを良く見てみろよな。

皆んな、必死に仕事してるじゃねぇか!


お前ら、いつかはクビになるぞ!

だから、僕はいつも作業の指示板を見ると頭に来ている。

まぁ、アイツラ馬鹿だからな。

だけど、ソイツ、周りは馬鹿ばっかと言う。

誰も相手しなくなった。

薬飲むヤツは馬鹿、未だにマスクしてるヤツは馬鹿。

お前が1番馬鹿じゃ。

平気で人前で咳やくしゃみをする。


ま、同じ土俵に上がってはいけない。

でも、たまには言いたいよな。

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