第5話何を知ってんだ?
僕は重い精神障がい者である。病名は統合失調症。
毎日、苦しんでいる。
1日に飲む精神安定剤、睡眠薬は約50錠。それに、糖尿病の薬も服用するのだから、毎日軽い自殺未遂をしている感じ。
だから、今は福祉作業所で働いている。
障がい年金を受給しているが、他人は良いねと言う。
何だと?僕だって、健康でバリバリ働きたいよ。
好きで病気した訳ではない。年金なんか貰わなくても良いくらい働きたい。
それが、不可能だから受給しているんだ。
これで、働いたら給料次第で、受給出来なくなる。
それで良い。
働きたい。
年金を当てにする生活はホントに嫌だ。でも、障がいで制限があるから働けない。
何とか出来そうな仕事を見つけて書類選考を受けるが、9割お祈りメール。
僕に障がい年金で良いね、と言うヤツに身体を交換してやりたい。
僕の病気を体験してみろよ!
夜中にオジサンが抱きついて来る幻覚をみたりするんだ。
自分の身の丈に見合った仕事をしたい。
それが、僕の願いであり希望だ。
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