第6話
余りもの
好きと嫌いの
勘違い
取って取られる
浮世の性よ
取っておいて取られるという。
余談
逆に、嫌いなものを最初に処理し続けた場合、嫌いを好きと勘違いされることもある。
『これ好きでしょ?』
と嫌いなものを追加される。
これを世に、
『敵意のない悪意』
と聞く。
ここでしっかり事情を説明しないとデフレスパイラルに陥る。
余談2
特に、おばあちゃんとかに多い気がするが……
高校生の自分とかの食事量が凄かったのか、20代後半とかになってご飯を作ってもらうとき(或いはそういう人の運営するお店で食事するとき)、量が半端ない。トンカツとか3人前レベルだし、ごはんは2合ぐらいある。
いくら説明しても、
「遠慮してるのねぇ……」
くらいにしか思っていないらしい(上書き不可、CD-ROM、光景が目に焼き付いているんだと思う)
本当に謙遜していると思っているらしく、
「今日は少食なのね」
とか言われる。
今日は少食、じゃないんすよ。あの頃が大食だったんですよ。食わねど高楊枝的な精神はないです。
トンカツを3人前くらいぺろりといけた若かりし日はもう過ぎ去ったんですよ。(でもお気づかいは嬉しいです)
余談3
(もうなんにも関係ないけど……)
やはり、母と祖母では(実の親子でも)おかずの味付けからご飯の炊きあがりまで、やっぱ違うんですよね。そこが本当に興味深いです。不思議。
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