第5話

作品を投稿しても、最初は誰にも読まれなかった。


数字が動かない画面を見ては、更新ボタンを何度も押した。


読まれることを夢見ながらも、まずは自分のために書くことにした。



やがて、読んでくれる人が現れた。


「次の作品も読んでくれるだろうか?」


「次の作品は喜んでもらえるだろうか?」


今度は、そんな不安が筆を少し重たくさせた。



ある時、コメントをいただき「フォロワーさんは僕の『普通』を見に来てくれているんだ」と思えた。


無理に背伸びをする必要なんてないのかもしれない。


それからは、少しだけ肩の力を抜いて書けるようになった気がしている。



少し長くなってしまいました。


読んでくれて、ありがとう。


ただ、それを伝えたかったんです。

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