観光ビザが必要なのだ

 2024年11月時点では中国訪問にビザが必要です。これがまずハードルになります。ビザってなんぞや?簡単に取れるの?と謎だらけ。SNSでは取得がめちゃくちゃ厳しいという話もあり、そのうちノービザで行けるようになるまで我慢しようか、と思っていました。


 しかし、噂はあるもののなかなか日本をノービザにしてくれません。もういつまで待つかわからないし、これも経験とビザを取ることにしました。


 ビザは各主要都市のビザセンターに行ってパスポートと書類を提出することになります。センターは平日のみ、申請して後日受け取りです。私は地方者なのでセンターに行く交通費ですでにかなり高額になります。仕事も休まないといけません。苦渋を飲んでビザ代行取得サービスを利用することにしました。


 このサービスは書類を作成してパスポートと一緒に送ることで代理でビザを取得してくれるものです。往復交通費+仕事を二日休むこととサービス代金を秤にかけるとサービスを使う方がお得でした。


 中国のビザ申請には証明写真が必要です。これが異様に厳しい。眉毛出せとか服は濃い色とか、一発OKもらうには写真屋で撮影する方が良いとのこと。ここでも余計な費用が発生。しかし、ケチってスマホ自撮りして一度提出して却下されたら目も当てられない。写真館に行くと中国ビザ用の対策をした撮影をしてもらえました。


 ビザ取得代行業者は以前、中国団体ツアーで利用したことのある地元の旅行社に依頼しました。数社調べましたが代金はだいたい同じでした。

 対応はスムーズでメールのレスポンスも早く、安心して取引ができました。書類作成もここにこれを書いて、と記入シートを送ってくれたので記入事項が多くて面倒でしたが自力作成より断然楽でした。


 かくして、パスポートと作成してチェックしてもらった書類を印刷して旅行社に郵送、10日もかからずビザのシールが貼られたパスポートが返却されました。

 お金の力に頼ったので参加になりませんが、このような段取りで観光ビザを手に入れました。


 中国の入国審査でビザがどのように影響するかというと、審査自体はノービザ時代と変わらないようでした。ビザの内容を確認しているのか、係員の目視で時間がかかりましたが、特に詳しい質問はなく通過できました。

 はよノービザにして欲しいです。

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