第3話

どれくらいの時間が経ったのだろう、


気が付くと僕は病院のベッドの上だった。


そうだ、あの電車の中で気を失ったんだな・・・


ベッドの周りには誰もいなかった。


どこなんだろうここ。どうなったんだっけ今朝・・・。


そして気を失う前に不思議な気がしたことも思い出した。


あのとき、


イヤホンは飛んで外れていたのに、


Lunaの声が聞こえた気がしたんだ。



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