3月15日・16日・17日
終点の改札を抜けて、地上に出た。駅を離れ、職場に至る道を歩き始めた。畜生ばたらきの続報を聴きながら、坂を下った。ロシア国内には、体を張って(命を懸けて)狂気の所業に抗議を唱える人たちがいる。真の勇者であり、本当に凄いと思う。俺が彼らと同様の境遇にあったらどうするだろうか?おそらく黙って見ているだけで、何もできまい。そんな自分がたまらなくイヤである。
食堂に行き、Aランチを買った。受け取りカウンターで、券と料理を交換した。いつもの席に座り、食事を始めた。今日のAは肉豆腐みたいなもの。小鉢は昨日とほぼ同じ、大根の煮物。箸と口を機械的に動かし、飯とオカズと汁を胃袋におさめた。トレイ返却後、休憩場所に移動した。先客なし。長椅子に腰をおろし、烈女と酒を汲むの続き。コンニャクの天プラが美味しそうだった。
味の六「山峡の宿場・恵那の川魚」を読み始めた。地元駅到着。飲食街の居酒屋に足を進め、テイクアウト商品を買った。接客担当のおにいちゃん、今日が最後の仕事である。寂しくなるが、本人が決めたことだから仕方がない。家路の途中、スーパーとコンビニに寄った。腕立て伏せをやってから、温水を浴びた。酒飯の後は、世界大戦争の続き。今あえて、この映画を観たいと思う。
♞今宵の酒はブラックニッカの水割り。肴は刺身四種とニンニクの醤油漬け。
渦の「海の車」を読み始めた。終点下車。駅を離れ、職場に向かった。ラジオの電源を入れた。畜生ばたらきの続報を聴く。まったく狂っているとしか思えない。脳のどこかで、やつにとって、冬の大運動会は「人〇しの前〇祭」だったのかな…という考えが浮かんだり、沈んだりした。ともあれ、同運動会に「戦争を停める力」などないことが、今回はっきりした。俺は騙された。
食堂に直行した。券売機に買物カードを挿し込み、Aランチを選んだ。交換後、いつもの席に料理を運んだ。今日のAはチキンシチューのようなもの。小鉢は白菜と油揚げを和えたもの。主菜も副菜も終盤に至る前に姿を消した。残りの飯に味噌汁をぶっかけ、ザバザバと流し込んだ。トレイ返却後、休憩場所に移動した。先客あり。長椅子に座り、味な旅の続き。読後、約20分仮眠。
味の七「知多沖・流人島の磯の味」を読み始めた。地元駅下車。近傍のデパートに足を進め、地下食品売場に潜り込んだ。記者会見を聴きながら、帰路を歩いた。途中、スーパーに寄った。勘定の際、ハプニングが起きたが、まあ、許容の範囲だった。部屋に戻り、腕立て伏せをやった。風呂場に入り、温水を浴びた。酒飯の後に『湯けむりスナイパー 特別編』を観るつもりである。
♞キンミヤ焼酎の軟水割り。肴はタコぶつ、焼きホッケ、野菜コロッケなど。
流人島の磯の味の続きを読んだ。終点到着。魔都の空は晴れていた。横断歩道を渡り、セルフ式コーヒーショップに入った。バウムクーヘンを食べながら、ブレンドを飲んだ。店を出て、職場に至る道を歩いた。ラジオを聴きながら、坂を下った。話題は「ゼレンスキー大統領のオンライン演説」について。彼は多分、史上最高の役者である。冗談でも揶揄でもなく、本気でそう思う。
券売機に買物カードを挿し込み、Aランチを選択した。受け取りカウンターで、券と料理を交換した。柱の傍の席に座り、食事を始めた。今日のAは和風ハンバーグなるもの。小鉢はきんぴらごぼう。隣席に視線を移すと、海底原人ラゴンが、不満げな表情で日替わりヘルシー丼をボソボソと食べていた。勿論幻視である。休憩場所の長椅子に腰をおろし、磯の味の続き。読了後、仮眠。
味の八「さざなみの志賀の鴨鍋」を読み始めた。地元駅到着。飲食街に足を進め、豚カツ屋(兼居酒屋)の暖簾を割った。カウンターの一番奥の席が空いていた。座りざまに、清酒(常温)を頼んだ。肴は冷奴とポテトサラダ。モツの煮込みは品切れ。酒の後に、梶木のフライと豚汁で飯を食べた。勘定は安い。二千円でお釣りが来た。帰宅は9時頃になった。風呂場に入り、温水を浴びた。
♞『世界大戦争』に収録されている松林宗恵監督の解説を聴くつもりである。
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