蛮人日記２０２２

３月２日・４日・６日

　批評の神さまの続き。夜の旅、愛して死なむ、太陽の縄、市街の氷河など。架空ドラマの題名と論評が面白い。読後、終点まで眠りの沼に沈んだ。地上に出て、坂道を歩いた。ラジオの情報番組を聴きながら、歩行を重ねた。第一の話題は当然ウクライナ危機の続報である。強力な経済制裁。なるほど。確かにある程度の効果が期待できるかも知れない。但し、相手が「まとも」ならば。

　食堂に行き、Ａランチを買った。交換後、いつもの席に料理を運んだ。今日のＡはチキンカツのようなもの。小鉢は油揚げと白菜の煮物。どちらかと云えば、後者の方が美味しかった。オカズ消滅後、残りの飯に味噌汁をぶっかけ、胃袋に流し込んだ。トレイを返却棚におさめてから、休憩場所に移動した。先客の姿はなかった。長椅子に腰をおろし、時代劇の第一章を読み終えた。

　第二章「大映・勝プロの葛藤」を読み始めた。地元駅到着。改札を抜けて、外に出た。小雨が降っていた。サンドイッチ屋に足を進め、商品を二つ買った。帰途、コンビニに寄った。自室に戻り、オンザレディオを聴きながら、腕立て伏せをやった。本日分の髭を剃ってから、温水を浴びた。酒飯の後に『湯けむりスナイパー』の第９話「源の休日」「月下美人」を観るつもりである。

♞酒はトリスの水割り。肴は豆腐と大蒜の醤油漬け。飯は豚丼とおにぎり。

　第二章「大映・勝プロの葛藤」の続きを読んだ。電車の運行に乱れが生じていたが、俺の予定に影響はなかった。地元駅下車。改札を抜けて、飲食街に足を進めた。豚カツ屋(兼居酒屋)の暖簾をくぐり、カウンター席に腰をおろした。緊張感ゼロの娯楽(なのか？)番組を眺めながら、清酒(熱燗)を呑んだ。

　こうしている間にも、悪夢よりも悪夢的な侵略作戦が着々と展開されているのだろう。いよいよ、あれが起きる時が来たのか？狂気の巻き添えになって死ぬのはイヤだが、逃れる術はない。どうにもならない。不思議なことに、こういう状況でも、しっかり腹は減る。酒の後、鰯のフライと豚汁で飯を食べた。

　布団の中で翌日(雑誌の日)の朝を迎えた。身支度を整えてから、家を出た。コインランドリーに行き、ドラム洗浄をやった。入金機にカードを挿し込み、千円分をチャージした。扉を開けて、数日分の衣類をおさめた。扉を閉め、洗い方を選んだ。代金を払うと、マシンが動き出した。所要時間は約３０分。

　家に戻った。テープに録音したマーチンの番組を聴きながら、バルコニーの物干し竿に脱水ものを吊るした。台所に行き、電気ケトルをミネラル水で満たした。このケトルも随分頑張ってくれたが、さすがに限界かも知れない。

　沸き立ての湯で、即席コーヒーを淹れた。山崎製パン社の「香(かおる)フランスパン つぶチョコ＆さくチョコ」を食べながら、熱いやつを飲んだ。二杯目を飲みつつ、テレビ版『デビルマン』の研究書を読む。面白い記事とそうではない記事の差が激しい。愛機起動。エブリスタを呼び出し、編集に没頭した。

♞今日は「ミシンの日」「サッシの日」「三線の日」「円の日」でもある。

　食後、テーブルの上を一旦片づけた。それから、ウイスキーの水割りを作った。呑みつつ、湯けむりスナイパー、第７話のニ「Ｑ」を観た。二度目の鑑賞である。冒頭、インチキおでん屋(正体は暗黒街の大物)に長門裕之さんが扮して、愉快な気分にさせてくれる。これに対抗するのが、志賀(廣太郎)さん演じる組織の追跡者である。あの容貌と分厚い声で物騒な台詞を吐くと、凄味が倍増する。こんなに怖い志賀さんは初めてだ。配役の勝利と云えるだろう。

　世界一周記念日の朝がやってきた。洗面所に入り、顔を洗った。ケトルに水を足し、湯を沸かした。近所のパン屋で買った手作りアンパンを食べながら、即席コーヒーを飲んだ。二杯目を居室に運んだ。飲みつつ、世界樹Ⅳの続きをやった。第３のダンジョン「金剛獣ノ岩窟」の首魁に挑んだ。大変な難戦を強いられたが、辛うじて退治することができた。まさに中盤の山場であった。

☖ダイアンＮ４〔騎士〕レベル６１・ＨＰ６０６／武器：打刀／副業：武士

☖ガイアＱ５〔騎士〕レベル６１・ＨＰ６４６／ドランボルレグ／副業：剣士

☖カーマＫ５〔夜盗〕レベル６１・ＨＰ３１７／バスタードソード×２／騎士

☗ラインＸ１〔印術師〕レベル６１・ＨＰ２８１／武器：苦無／副業：医術師

☗アフロダイＡ〔医術師〕レベル６１・ＨＰ３２１／陽弓アポロ／副業：射手

　シャットダウン確認後、服装を整えた。露台の吊るしジーンズを取り込んでから、部屋を出た。貸しＤＶＤ屋に足を進め、借りていたものを返した。手続きを終わらせてから、今週観るものを借りた。帰途、ドラッグストアに寄り、甘味と飲料水と日用品を買った。腕立て伏せをやってから、温水を浴びた。

♞今宵の酒はキンミヤ焼酎。肴はニンニクの素揚げとメバチマグロの刺身。