1月17日・18日・19日
今朝も寒かった。電車に乗り込み、空いている座席に腰をおろした。渦の五「尾行」の続き。読後、終点までうとうとする。駅を離れ、職場まで歩いた。道中、ファーストフードの店に寄った。ラジオの情報番組を聴きながら、コーヒーを飲んだ。話題は「身勝手な人たちの身勝手な理屈と行動」について。
券売機に買物カードを差し込み、Aランチを選んだ。交換後、壁際の席に料理を運んだ。今日のAはメンチカツ。小鉢は温泉卵。終盤に至る前に主菜が姿を消した。残りの飯に卵を乗せ、箸先で潰した。適量の醤油を垂らしてから、ガガガとかき込んだ。胃袋の埋まり具合は六割程度か。読後、約20分仮眠。
椎名誠の『はじめての川下り』を読み始めた。野田(知佑)さん登場篇。実に面白い。地元駅到着。改札を抜けて、通行の邪魔にならないところで足を止めた。スマホを取り出し、弁当屋に電話をかけた。応答あり。帰途、スーパーに寄り、鮮魚売場を眺めた。酒飯の後に『Q』の最終話を観るつもりである。
♚野球マンガの帝王、永眠。水島新司先生の御冥福をお祈り申し上げます。
電車が動き始めた。渦の続き。読み進める内に、この小説が一度も映像化されていない理由がだんだんわかってきた。読後、終点までまどろむ。改札を通過し、地上を目指した。ラジオを聴きながら、坂道を歩いた。ファーストフードの店に寄り、ショコラパイを食べた。コーヒーを飲みつつ、川下りの続き。
食堂に足を進め、券売機に買物カードを挿し込んだ。AにもBにも、食べる意欲がまったく湧かなかった。さて、どうするか。俺は券売機を離れ、無人の厨房に忍び込んだ。冷蔵庫を開け、必要な材料を取り出した。あかなめ食堂の亭主に教えてもらった「調理のコツ」に従って、ハムエッグを作った。丼に飯を盛り、それを乗せた。適量の醤油をかけざまに、ハムエッグ丼をかき込もうとした時、従業員の一人が戻ってきた。眼が合った。次の瞬間、相手のコルトが火を噴き、俺の死骸(むくろ)が厨房の床に転がった……。勿論ホラである。
川下りを読了した。好きなタイプのエッセイだが、終盤の「キネヤの〇女」のみ、不快に感じた。地元駅到着。ラジオを聴きながら、家路を歩いた。弁当屋とスーパーに寄った。酒飯の後に、手塚治虫原作、市原隼人主演の『陽だまりの樹』(第1話)を観るつもりである。2012年に放送されたBS時代劇。
♞ブラックニッカの深井戸水割り。蛸の刺身と三野菜の糠漬け。幕の内弁当。
世界はまだ暗い。朝なのに、夜みたいなこの時間帯が好きである。天空に月が浮かんでいた。ラジオを聴きながら、駅まで歩いた。先頭車両に乗り込み、本を開いた。渦の六「判断」を読み始めた。終点到着。改札を抜けて、地上に出た。職場に至る道中、ファーストフードの店に寄った。壁の画面が「手の洗い方」を映し出していた。ホットケーキ風を食べながら、コーヒーを飲んだ。
券売機に買物カードを挿し込み、Bランチを選択した。交換後、窓際の席に料理を運んだ。今日のBは地球魚類の天ぷらとミニおでん。揚げ置きにはもはや驚かぬが、タレがひどい。作った人に「食べてください」と云いたくなる。俺は「作業に徹するマシン」に変身して、黙々と空腹を埋めた。休憩場所の長椅子に座り、椎名誠の『自動車たいへん記』を読み始めた。抜群に面白い。
たいへん記の続き。読みつつ、幾度か吹き出しそうになる。教習所は今どうなっているのだろうか?俺が通っていた頃とは、随分様子が変わっているのだと思う。又、そうあって欲しいものだ。地元駅到着。家路の途中、サンドイッチ屋と焼鳥屋に寄った。帰宅後、腕立て伏せを80回やった。風呂場に行き、温水を浴びた。酒飯の後に『スパイ大作戦/生体実験』を観るつもりである。
♞ブラックニッカの「熊野古道水」割り。飯はオムライスとおにぎり三つ。
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