スーパークレアセンシェンス・デュエリストによる自己完結型デッキ構想の日常

アヌビス兄さん

ストラクチャーデッキ デュエリスト・キングダム

第1話 王国への船出 一枚目のカードは星レベル7 紅眼の黒竜

 デュエリスト・キングダムに向かう謎の船に乗り込んだと思ったら、あの海馬瀬人を倒して海馬瀬人の頭パーン! ってした武藤遊戯くんが、糞虫野郎にエクゾディアの5枚セット渡してるぞ、なんだ? シャークトレードか?


 あっ! 糞虫野郎がエクゾディアパーツを海に投げやがった! そうか! 5枚揃ったら勝利確定のカードなんてあったら漫画の展開的に毎回それで勝っちまうから糞虫野郎はジャンプ編集者の代わりにテコ入れ名目でエクゾディア封じたのか!

 

 この黒い海を越えた先、一体何県のどこなのか? 謎の無人島へと我々デュエリスト達はダサいグローブと星の形をした謎のおはじきを手に期待と不安を抱え向かうのである。


 はい、駄文終了という事で


 まぁ、あれっすよ。当方=主人公の遊戯王カード収集をしているわけですが、高レアリティの物であるとかそういうのの自慢のお話でもないんですよね。対戦相手が周りにいなかったので、専ら集めているだけで何年か前にスマホアプリでマスターデュエルがリリースされてからまともに対戦したくらいのプレイヤーなんですわ。


好きなカードは青眼の白龍。使用デッキも青眼を主体にした物だらけですわ。

それでも、あれですわ。スネークアイとかいう無効大好き月の女神をすぐ出してくるインチキクソデッキともやり合ってそこそこの勝率を叩き出してますわ。


最近の遊戯王デュエルモンスターズは正直、主人公の知っている漫画の遊戯王の頃に比べて意味不明な事になっています。

1ターンで10回以上召喚とか、ずっとお前のターンか? みたいなね。

まぁまぁあれはあれでカードゲームとしての完成度が高いんだと思うんですけどね。


そんな遊戯王のデッキに関して、主人公はもうね。デュエリスト・キングダムくらいからやり直したいなと思いましたわ。という事で、今日から毎日1枚カードを購入してデッキを組もうかなと。もちろん、デュエリスト・キングダム時代なので、効果カードなんて存在しないので全てバニラ(通常)カードで揃えなければならない。そして自分の手持ちのカードで作るのは面白くないので、ここは購入しようと思う。


そう! 


主人公専用のストラクチャーデッキ・デュエリスト・キングダムをな!

今のストラク(構築済みデッキ)っていくらすんだ?


教えてグーグル先生! なになに? 青き眼の光臨 税込1430円

は? 青眼のストラクでとるわ。Amazonでポチろ。三箱購入と。


まぁまぁ1430円以内で40枚以上のデッキを作るには1枚35円。ギリギリカードショップのストレージ(激安バラ売)で作れそうだな。


よし作ろう。


でだ。


デッキのコンセプトは、ジャンプノベル遊★戯★王を参照にして武藤遊戯と海馬瀬人の会話から、遊戯の平均星レベルが3くらいで、海馬4〜5みたいな事を言ってたわけで、小説曰く、星3は高校野球レベルで、星4ー5はプロ野球レベルだそうだ。

この話は、初めて遊戯と海馬がデュエルをする頃なので、これから遊戯が爺ちゃんのデッキをもらって自分のデッキと合体させる頃や、海馬が青眼の白龍(星8)を3枚手に入れる頃には二人とも星レベルは上昇している事でしょう。


というか、そもそも遊戯王のデッキの強さは星のレベルではリアルの世界では計れませんけどね。


まぁ、あえて主人公はその星レベルに合わせますけどね。


という事で、ちょっと海馬瀬人のデュエリスト・キングダムの星レベルを出してみましょう。今回は海馬デッキEXーR(1999発売)を少し改造した物にします。

まぁ、漫画だけだとカードが足りないのと、このデッキEXーR半分以上海馬の使ったカードではないのと、青眼が1枚しか入っていないんだよね。

なので、全て海馬瀬人のカードで組んでみたら


星8 青眼の白龍✖️3

星6 ジャッジマン

星6 逆転の女神

星6 復讐のソードストーカー

星5 ルード・カイザー

星5 サンダードラゴン

星4 ランプの魔精・ラ・ジーン

星4 ミノタウルス

星4 ガーゴイル・パワード

星4 ケンタウロス

星4 サイクロプス

星4 ガーゴイル

星4 ロードオブドラゴンの支配者

星4 グラップラー(小説版使用)

星4 グレムリン(東映版使用)

星3 マジック・ランプ

星3 闇道化師のサギー

星3 邪悪なるワーム・ビースト


しかし……

発売されている遊戯王デュエルモンスターズで換算すると星4.7という形になりましたわ。まぁ、原作の闇道化師のサギー星5 リアルは星3みたいな違いがありますからな。という事で作中屈指のレアカード所有者である海馬瀬人のデッキで4.7なのできっと遊戯やその他、糞虫野郎や、ハーピィーお姉さんとか名だたる伝説のデュエリスト達の平均レベルは4くらいだったと思われる。


よって、主人公の平均レベルは3.5としよう。

モンスター20枚 魔法カード10枚 罠カード10枚というこの時期の一般的なデッキ構成の形を取ろうと思う。


主人公の設定を作るとしようか、まずデュエリスト・キングダムはどうやったら参加できるのかね? 名だたるデュエリスト以外にも参加している連中が船出の時点ではめちゃくちゃいるのであるが、城之内くんに参加資格はない。

これ多分、大会抽選参加とかじゃね? という事で、主人公は抽選になんと当選してデュエリスト・キングダムに参加できる事になったのである。

さぁ、デッキをと思ったけど、俺デッキ持ってなかったわ!

よし、いっちょデッキ作るか! 資金は1430円しかねー!


 行きつけのカードショップ、鶴のゲーム屋にて


「こんなストレージのゴミで大会に勝てるものかね? 店長」

「意味不明のカードとか言ってエクゾディア揃える奴とか、香水使って不正するやつとか、闇コンボという正攻法のコンボ使って正々堂々としてるのに罰ゲーム受ける大会だろ? やめとけやめとけ!」

「あぁ! 参加するぜ!」

「負けたよ主人公、ならこれ持ってけ55円でいい!」

「こ、これは……いいのか店長?」

「なぁに! 恐竜好きの癖にドラゴンを切り札にしてる変なガキに何十万という金額で同じ物を売りつけたから大丈夫だ」

「その商売が大丈夫か?」

「あぁ!」


本日の相棒


紅眼の黒竜

通常モンスター

星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000

真紅の眼を持つ黒竜。

怒りの黒き炎はその眼に映る者全てを焼き尽くす。


 駄文終了。


 近所のカードショップに行ったらやや高めのストレージに55円で紅眼の黒竜が売ってたのでとりあえずこいつを購入したよ。


という事で星レベルが3.5になるようにするとモンスターはこんな感じ


星8

星7 紅眼の黒竜

星6

星5✖️2

星4✖️4

星3✖️4

星2✖️4

星1✖️3


注意点として星8だけどそも、主人公の大好きな青眼の白龍は選べないという事。何故なら、デュエリスト・キングダム時点で青眼の白龍は3枚しか存在しておらず全て海馬瀬人所有であるという事。まぁなんか売ってるでしょう。


デッキ構築費用残り……1375円。

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