本編①-5
ねぇ、聴いて。
これは、俺とあの人の物語。
俺は、念願のグレーの制服に袖を通すことが出来た。
でも、俺は知ってる。
咲也くん、大学受験に失敗したんだって。
今は、浪人生として、
塾に通ってるって聞いた。
それなのに、どうして?
たまたま、俺が熱で学校を休んだ日。
咲也くん、男の人を家に連れ込んでた。
その人は本当にお友達なのか。
どう見ても20代後半くらいの男だった。
咲也くんの両親が仕事で家にいない時間、
ずっと2人で何してるんだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます