和風ファンタジーというものの定義の難しさ
エッセイでやるほどでもない気がするが、どうなんだろう。
和風ファンタジーの定義が曖昧というのもあって、西洋風ファンタジーというとわかりやすくドラクエみたいな世界を想像しやすいですが、和風ファンタジーって時代幅が人によって平安だったり戦国だったり幕末だったりして、複雑です。場合によっては現代が舞台でも妖怪や陰陽師がいれば和風って言いますし。
私はそこについて明確な答えを持っていなくて、「まあ和の要素を孕んだファンタジーなら和風ファンタジーじゃないか」と思っています。
というのも現在、以前書いていた(途中で頓挫した)アヤカシ・オーヴァドラヰヴのプロットを見直して幕末和風異世界ファンタジーを書こうかな、とか思っています。
発端は86— エイティシックス —の五巻を読んでいて出てきた竜骸山脈という単語で、これを自創作でも出したい! 出すならどんな解像度にしよう! とただそれだけの動機。
和風なので龍骸山脈という字面が正しくて、巨大な龍の死体を元に出来上がった山脈なのだろうか、とか考えています。
そこに時間をかけて世界観を作り込んでいって、自分を満たせる創作に昇華していきたいなあと思っています。
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