第4話 少子化について無駄に妄想してみよう編(一個人の妄想です)
少子化とは、子どもの生まれる数や成人する数の話であり、これについて議論するなら前提としての数を知るべきだと思うけど。
2024年4月1日現在、日本の未成年者(15歳未満の人口)は1401万人で、過去最少。ネットの切り抜きではこう書かれていた。全体の人口からすると少ないと。
少ないと思わないのが問題なのか、そもそも高齢者が増加しているなら必然的に子どもの数が減るのではないだろうか。これは別に高齢化の問題が少子化と連結しているわけではないと前置きする。
高齢化は医療の発達が要因であり、それによって人は老後を考えて蓄えを作るようになり、次第に新世代への投資が減って経済的に見ても高齢化が進んでいるのではないだろうか。
経済的な高齢化とは、経済政策や経済根幹や経済のあり様が高齢化していき、将来のためではなく老後のために、未来のためではなく延命するために経済が回り始めているのではないだろうか。
そもそも少子化は高齢化とは関係が無いとするなら、少子化の問題はそれでも様々な要因による結果だと思う。でも高齢化無くして少子化は語れないことも事実。
大人が目指しているものは子どもも引きずられるものであり、高齢者が母数が多いなら必然的に意見も民主主義なら引っ張られているだろう。
2024年9月15日時点の日本の高齢者数65歳以上人口は、3,625万人、総人口に占める割合(高齢化率)は29.3%で、過去最高。
もちろん年齢の幅を考えれば多いのは必然で将来は少子化世代が高齢化した時に減少しているだろうと思います。でも子どもの数は激減しているでしょう。
これらの数値とは関係なく少子化の理由は様々で根本的な原因は国政による問題解決の不出来によるものだと考えられます。しかし、国が失敗したから数が減った?なら国は子どもを産むために国民に無理強いするべきだった?国としては減少を緩やかにする程度しかできなかったのではないか?
色々考えられることは国政の不出来でさえもあまり少子化問題の直接的解決要因となり得ないことが分かります。なぜなら少子化は必然だからです。
少子化はそうなって当たり前であり、起こり始めた原因は日本が裕福になったからである証拠なのです。
漫画、アニメ、ゲーム、ネット、スマホ、これらが無かった時代、日本は恋愛が家庭が育児が投資の対象であり、現代においては漫画、アニメ、ゲーム、ネット、スマホ、これらに投資が向けられている。だから少子化が進んでいるのです。
投資はお金だけでなく時間だったり人間関係だったり仕事だったりします。そうなれば恋愛もしない、子作りしない、育児しない、家庭をもたない。これで子どもが増えるわけがない。だから必然なのです。
偉い人「ならそういう娯楽を無くせば?」
馬鹿が、と一蹴することがらです。国単位で規制できても今や生活経済基盤の歯車の一つであるそれを削ることは体の血を止める行為を同じです。
経済は人間で例えるなら体そのものであり、お金やその投資物は血流れる血そのものです。
偉い人「子どもを増やすために国民に強制させるべきだ!」
それはつまり繁殖義務ですか?それは本当に子どもが育ちますかね?産まれた子どもは自身が望まれていないことを親の愛情の有無で理解してやがて心を病むでしょう。
そもそも強制させるならその前に育児を国が担わなければならないですよね?でもそんなの膨大な金と大量の人とその人を育成する時間とが必要になりますよね?
現実問題、正直解決しようとすることは下策です。少子化を解決しようとして人権をないがしろにするべきではない。少子化を解決しようとして今生きている人をないがしろにするべきではない。
将来が不安ですか?何を不安がっていますか?それは錯覚ですよ。今不安なのです、将来ではなく今がぐらついているのです。
やめませんか?将来の投資に今を犠牲にする方法は。
今を大切にして将来を豊かにする方が大切じゃないですか?それこそ少子化対策じゃないですか?未来的に言えば人間は子孫を残さなくなって絶滅すると言われています。もちろん何千世紀も先かも分からない途方もない話です。
ネット社会になり隣近所との接点が減り、社会が閉鎖的になっていったとしても愛があるなら子どもが生まれるのが必然で、減少という事象はあまり問題視する必要がありません。
子どもの多い国はまずもって将来的に減少するだろうし、増えすぎるのは女性が軽視されている可能性が高く、孕ます側が軽視されていることはないでしょう。
なら日本は子どもが減少しているがそれは女性へのリスペクトがあり、女性が地位を確立しだしたと考える方が理性的であると思います。
こういう問題を語る時にやたら横文字やら専門的な言葉を使う人が言うことはだいたいが自分の中から出た考えではなく創作物である可能性が高いです。
話が逸れだしたということは記者としては少子化について言いたいことを言い終えたと判断して記すのを止めたいと思います。
少子化は話し合いでは解決しないし、解決できる方法も無い問題で、いずれは収束の形を持って言われなくなる事柄であるとして終わりにします。
長々読まれた方には別の意見がある方もおられるでしょう、そういった意見を持つだけで少子化の問題に携わっていると言えるので意見だけは持ち続けることが大切だと思います。もちろん発信したり発言することは自由ですけど、それは自己責任で。
それでは皆様方、バイ。
次回は、年金というシステムについて無駄に妄想してみよう編(一個人の妄想です)
最後に、当方の書記物は政治的な意図は一切無く、どこかしらの組織団体に属するものではありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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