受付嬢アーシェ

私はアーシェ。

この冒険者ぼうけんしゃ組合ギルドの受付嬢をしております。

若干14歳ですが、受付所としての仕事は頑張っております!


実はこの組合ギルド組合長ギルドマスターは私の母なので、私もそのお手伝いの一環として受付嬢を勤めております。


受付嬢のお仕事は大変ですが、毎日楽しいです。


そんな私が頑張れる理由・・・。

それは・・・。


「アーシェ、ただいま!今日も仕事達成出来たぞ!」


「おかえりなさい!」


最近巷で噂になっている新設された冒険者パーティー眠れるスリーピング・女神ゴッデス

そしてそのリーダーであるライアくん。


実は・・・。

ライアくんは・・・。

私のなんです!


以前ライアくんは最強の冒険者パーティー火炎の不死鳥バーン・フェニキスに所属しておりましたが、事情により脱退してこの眠れるスリーピング・女神ゴッデスのリーダーになったらしいのです。


ライアくんはちょっとやんちゃな所はありますが、とても優しい男の子で、私の憧れの人なんです!


そんなライアくんがいるから私は受付嬢として頑張れます!



***



時間はお昼に突入。

私は昼食のためにお昼休みに入ります。


今日は組合長ギルマスである母と2人でレストランで食事です!



「アーシェ・・・お疲れ、さあ食べなさい!」


この人が冒険者組合ぼうけんしゃギルド組合長ギルドマスターにして私の母の"グレッゼ"です!


若く見えますが、こう見えてらしいです。


(年齢を聞くのは×タブーらしいのです・・・)



「最近頑張っているようね、」


「うん!結構楽しいよ!受付嬢のお仕事」


「ライアくんがいるからでしょ!」


「んぐっ!?」


ず、図星を突かれた。


お母さん、やるわね・・・。


「お母さんも組合長ギルマスとしても鼻が高いわ!ご近所でも、"優秀な娘さん"って大評判よ!」


「そ、そんなあ~」



ちょっと自画自賛しちゃいたいくらいですが、嬉しいです!



「あ、そうだ、アーシェ、後で渡したい物があるんだけど・・・」


「渡したい物?」


お昼休みが終わり、私達は午後の職務に励んだ。

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パーティーを追放されて出て行った少年は、再会した美少女三姉妹のパーティーに迎え入れられる。 竜ヶ崎彰 @dorago95

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