魔道士(ウィッチ)の実力
カイザーウルフの親子を守るための戦いが始まった。
俺達は必死で市長が雇った冒険者たちと戦った。
だが、ガタイがでかいやつらばかりでまるで歯が立たない・・・。
「くそ!なんなんだいったい!?」
「市長!あなたいったい何が目的でこんな依頼を!?」
「決まっているでしょ!カイザーウルフの毛皮は"高値"で売れるんですよ!」
「毛皮!?」
驚くべき事に、視聴はのうのうと得意げに本性を露わにしたかの如くすべてを話しやがったよ・・・。
どうやら今回の依頼は、カイザーウルフを討伐させて隙を見て毛皮を剥がしてそれを売りさばこうとしていたらしい。
しかも、このクソ市長・・・。
カイザーウルフに子供がいる事も知っていてその子供の毛皮まで剥ごうとしている事が分かった。
なんてクソ野郎なんだ!?
カイザーウルフと言えど、親の心も知らねえでよお。
「とんでもねえクズだな、あんた!」
「はい?」
「
「所詮、魔物!害獣なんて邪魔なだけですよ!退治しないなら、どうぞやっちゃってください!あ、あの子たちもやっちゃっていいですよ!」
市長のやつ・・・。
もう我慢できるか!
この野郎!
って?
なんだ?
「な、なんだこれは?」
「体が動かない?」
なんだ?何が起こってんだ!?」
「君達、ついていないね・・・この僕が
ジュミルが手を突き出して何か魔法陣のような物を出現させた?
しかもそれを出した途端に敵の動きが止まった!?
「一体あれは?」
「ご存じありませんでしたか?」
「え?」
「坊ちゃんの
"
じゃああれは、
驚く間にも、ジュミルがまたなんかし出したぞ。
「市長さん、あなたも同罪です!皆さんには"罰"を受けて頂きますよ!カイザーウルフの親子を苦しめた"罰"を!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます