3
雪が骨となり白骨したいが雪だるまとなる
黒い
翠
緑
黒い
傘
傘黒い
傘
黒い
傘
傘以外
傘
無
ここで何かセリフでも書けば良いのだが犬
犬を食べながら犬と歩いている
犬と歩きながら空を眺めている
犬と歩きながら空を眺めていたら
犬がつまずいてころんだ
犬がこちらを凝っとみてきた
みてきたの
見返したら
お互いの目が
三つずつあり
驚くでもなく
犬
犬
犬
猫ではない犬
雪
雪の中に犬
犬の中で雪は
もうねむたくなってきている・・・・・・
・・・・・・・・・
「・・・・・・・・・」
『・・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・』
犬が黙り込んでいた
犬はそれはめではなく口だよと言っているではなかった
ああ先ほど口に含んだ山田の眼球を口の中で舐めていたので
どうにも目がみっつになった気がしたのであった
動きながら
かぜが
かぜであるのである
No
11月 @DojoKota
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