目覚めたら、湖畔の上に
小阪ノリタカ
第1話 何でこんなところに…?
「なんか、寒っ!」
寒さで目を覚ますと、そこは見知らぬ湖の上でボート?に乗っている。
そもそも、昨日は仕事帰りで疲れていて、すぐに自宅の寝室のベッドに入り、即眠りについた筈。ましてや、夜に湖なんかに行かないし、そもそも湖自体に興味がない。
「何でこんなところ(湖)に居るんだろう…?そもそも、ここってどこなんだろう…」
誰かに尋ねるにしても、湖の上は当たり前だが、人が居ないのでここの場所すらも聞けない。
今、自分が居る湖の周りをグルッと見渡して目視で確認が出来るのは、山くらい。そして、山の上の方には白っぽいモノ(たぶん雪)が掛かっている。
ただ、相変わらずここの場所が分からない。湖の近くに山々があるのはあちこちにあるのでこれといった手掛かりにはならない。
近くに案内板みたいなモノがあれば、一目で今居る現在地がどこだか分かるのだが、岸まで辿り着いても案内板みたいなモノは見当たらなかった。
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